2019年07月01日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#149-1 2019年7月1日号

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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#149−1 令和元年(2019年)7月1日号
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今月の目次
1.環闘言 
2.7月25日 EVFセミナーのご案内 (講師:生源寺 眞一氏) 
3.7月17日 EVF見学会 「キユーピー株式会社五霞工場」 のご案内
4.今月のコラム

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1.環闘言: 「これからの社会の在り方への一考」
正会員 小幡康雄  
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近年、幼い子供の虐待死や引き籠りによる無差別殺人、親による殺人など痛ましい事件が続いている。こうした事象を家庭の崩壊、少子高齢化、中高年引き籠りに起因する8050問題等の露呈として、近年大きな社会問題と扱い、適切に対応できていない行政の怠慢を、マスコミは興味本位に大きく取り上げている。また、年金不足問題も含め、取りあげ方が社会不安を増長しているような気がしてならない。
「人は社会的動物(ポリス的動物)である。」とはアリストテレスの言葉とされるがその意味は、「人間は絶えず自己本性の確立を目指しており、共同体をつくることでより高度な完成をはかっている」との趣旨である。近年は人間に限らず、他の動物でも社会的行動を行う事が知られてきており、犬や猿も強力なボスのもとに集団で狩りや外敵から身を守っている。自然界は非情な利己的生物の闘争であり、利己性は動物の本能とされ、共同体を形成することで生命防衛で余裕が生まれ、利他的行動(隣人愛)、道徳を育むに至ったとされる。母性愛、家族愛は種の保存、継続に重要な本能要素ではあるが、形成された共同社会のなかで実現されるものとも考えられる。
日本人の家族制度が確立したのは明治期以降であり、それ以前は武家社会(総人口の7〜8%)のみで概念が成立し、以外の庶民の多くは夫婦でもいわゆる同居人で、財産も生計も別というのが通常だったとの説もある。(女性は自由であり時代劇とは異なる。)
ネット社会の急速な発展により、実態社会と接触を極力避け、バーチャル空間のみの世界(無縁世界)に生きるオタク族が増えている。時に、社会的に現実に認知されない不満を爆発させ凶行に至る事例もあり、個人の自己本姓の確立失敗に社会が十分理解、対応できていない。18世紀のフランスでは母親が子供を直接育てるのは全体の1割程度だったとの説も有り、これは母性が乏しいというより、早くから社会共同体で育てる習慣があったためとされる。
内閣府調査によると2015年のフランスとドイツで特殊出生率は1.83対1.50(日本は1.45:人口維持に必要数は2.07)で、違いの主な要因は保育サービス、補助金等社会保障の差のほか、女性の社会進出への容認度(短い就業時間、夫の育児対応等意識)が大きく異なることにある。
日本の婚姻率が90%超えは団塊世代のみでありこれは異常値とされ、近年は女性の比率が70%台に落ちている。女性の社会進出が受け入れられつつあるものの、課題は女性の自己本姓の確立のための支援が、家庭の在り方を含め、十分に認知、確立されておらず、育児に女性の負担が変わらず過大であるためで、出生率もあがらない。
大半の女性が自己本性の確立を意識した今は「自分は食べなくても子供には」はもはや死語で自己犠牲は今後成り立たない。
80/50問題を含め、出生率を上げ、社会活力を取り戻すには、老若男女を問わず意識を変えて社会全体で支援体制を早急に整備、強化することが何より大事といえる。
                                
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2. 7月25日EVFセミナーのご案内 (講師:生源寺眞一氏) 
    理事/事務局長 山田和彦 (セミナー担当)
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演 題 : 「近未来の食料・農業と地域社会:新潮流と変わらぬ本質」
講  師 : 福島大学食農学類 教授・学類長 生源寺 眞一 様
日 時 : 2019年7月25日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町三田口駅前)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
セミナーの申込み : http://www.evfjp.org/postmail_semina/

(セミナーの概要)
 若手の新規就農者の半数近くが非農家出身となり、企業の農業参入も活発化するなど、日本の農業にはさまざまな新潮流が現れている。他方で、農業用水をめぐる共同行動など、農村社会に連綿と継承されてきた伝統も存在する。両面を視野に、近未来の食料・農業・農村のあり方について考えてみたい。

 講師の生源寺氏は農業経済学者として、長年日本の農政の在り方について研究してこられました。今回は、日本の農業を再生させるためにはどうしたらよいか、という視点を見据えてお話しいただきます。
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蛍の宿を守る会(長野県飯山市)
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食農審議会
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日経新聞「人間発見」2019年5月

講師略歴 
・1951年愛知県生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒業。農学博士。
・農林水産省農事試験場研究員・北海道農業試験場研究員を経て、1987年東京大学農学部助教授、1996年同教授。
・2011年名古屋大学農学部教授、2017年福島大学食農学類準備室教授、2019年4月から福島大学食農学類長。
・これまでに東京大学大学院農学生命科学研究科長・農学部長、日本フードシステム学会会長、農村計画学会会長、日本農業経営学会会長、日本農業経済学会会長、日本学術会議会員、食料・農業・農村政策審議会会長などを歴任。
・現在、樹恩ネットワーク理事長、中山間地域フォーラム会長、地域農政未来塾塾長など。
・近年の著書に『日本農業の真実』ちくま新書、『農業と人間』岩波現代全書、『農業と農政の視野』農林統計出版、『農業がわかると、社会のしくみが見えてくる・新版』家の光協会などがある。
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3.7月17日 EVF見学会 「キューピー株式会社五霞工場」 のご案内   
副理事長 深井 吉男(見学会担当)
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<キユーピー株式会社五霞工場> 
創業100周年を迎えたキューピーマヨネーズを見学いたします
五霞工場で1日につくられるマヨネーズは、25メートルのプール一杯分に相当します。1分間に600個のタマゴを割る割卵機が並び、、瞬時に黄身と白身に分けています。キユーピーで使用する卵は、国内で1年に生産されるタマゴの約9%になります。卵殻も100%リサイクルしています。
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実施日:7月17日(水)
訪問先:キューピー株式会社五霞工場
集 合:東武日光線南栗橋駅東口 12:50

時 刻 場 所 備 考
12:50 南栗橋駅東口集合 東部日光線
13:00 南栗橋駅発 タクシー利用 (約5分)
(南栗橋駅東口から徒歩20分)
13:10 キユーピー工場着
13:30

15:00 工場見学 (1)サラダ試食 (2)概要説明
(3)映像鑑賞  (4)製造工程の見学
当日の工場見学者が多数の為、見学の順番を変更しています。
15:30 キユーピー五霞工場発 タクシー利用 (約5分)
15:50 南栗橋駅着

参加費:500円(EVFセミナー参加有無にかかわらず一律500円とさせていただきます)
申し込み締め切り:7月10日(水)
人 数:25名になり次第締め切らせていただきます。

※この開催案内と同じ内容のご案内チラシを添付してございます。ご覧下さい。

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お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
見学会申込み先:  http://www.evfjp.org/postmail_event/
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4.今月のコラム 防災・減災・安心安全街づくりの活動に参加して
   ネット会員 久保欣一
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私が住んでいる葛飾区は、東京東部低地にあります。海抜ゼロメートル地帯が広がる江東5区は昨年8月、大洪水を想定したハザードマップと、住民に近隣県などへの事前避難を求める広域避難計画を発表。巨大台風などで荒川と江戸川が氾濫した場合、9割以上が水没し、住民約250万人の広域避難が必要になるのです。
私が会員になっている「NPOア!安全・快適街づくり」は、10数年まえから「新小岩北地区ゼロメートル市街地協議会」、を軸にして、町会,NPO、専門家、行政が大規模水害に備える活動と研究を進めていいます。子供から大人、老人まで全世代が対応で大切な「親水・侵水・まちづくり・人づくり」の問題に取り組んでいました。具体的な活動としては、毎年、小学生・中学生は、学校での校内プールを使ったゴムボート訓練、町会では、行政の許可を得て、中川、墨田川で、ゴムボートでの避難訓練を行っています。また昨年6月は、葛飾区、葛飾消防署、連合町会,NPO、企業で、ゴムボートによる合同訓練、9月には葛飾区を挙げて4000人の防災訓練(自衛隊の江戸川で千葉県側に仮架橋の渡河訓練も含む)実施し、防災・減災・安心安全のまちづくり運動に参加しています。
平成27年東日本豪雨、30年の西日本豪雨による巨大水害等から、改めて防災・減災・安心安全街づくりを考えております。
参考((親水(しんすい)とは、水や川に触れることで水や川に対する親しみを深めることである。親水公園、親水護岸)
                            
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このニュースはEVF関係者の方々にBCCでお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。http://www.evfjp.org/postmail_goiken/index.html

EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
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2019年06月15日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#148-2 2019年6月15日号

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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#148−2 2019年6月15日号
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今月の目次
1.5月23日 EVFセミナー(講師:室山 哲也氏)の報告
2.5月23日 EVF見学会(日産自動車テクニカルセンター)の報告
3.プロジェクト報告
(1)小エネプロジェクト
(2)ころころプロジェクト

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1.5月23日EVFセミナー(講師:室山 哲也氏)の報告
  理事 桑原 敏行
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演題:「人工知能の光と影」
講師:室山 哲也 様 日本科学技術ジャーナリスト会議副会長、大正大学客員教授
/東京都市大学特別教授 元NHK解説主幹
日時:2019年5月23日(木) 15:30〜17:30
場所:NPO法人新現役ネット会議室

1.講師略歴
・1976年NHK入局。
・「ウルトラアイ」などの科学番組ディレクター、「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」のチーフプロデューサー、解説主幹を経て、2018年定年。
・科学技術、生命・脳科学、環境、宇宙工学などを中心に論説を行い、子供向け科学番組「科学大好き土曜塾」(教育テレビ)の塾長として科学教育にも尽力した。
・モンテカルロ国際映像祭金獅子賞・放送文化基金賞・上海国際映像祭撮影賞・科学技術映像祭科学技術長官賞・橋田壽賀子賞ほか多数受賞。
・日本科学技術ジャーナリスト会議副会長。大正大学客員教授。東京都市大学特別教授。

2.講演概要
1)人類は20-30万年前に誕生し、肉体の弱さを、この脳の知恵の力で補い、生き延びて発展してきた。そして脳の機能をコンピューターで外在化し、本来の能力を拡大してきた。その意味で、AIの登場は当然の流れでであるといえる。しかし自動車にスピードで負けたとあまり言わなかったのに、AIに対しては異常なライバル心をもつ人間とは、本当に不思議な存在といえる。
2)人工知能(AI)は脳の機能の知能(知性)の一部を再現しようとしている。人工知能が小説や音楽を作ることができるともいわれているが、感性や是非の判断という点では、意味をとらえているとはいいがたく、ものまねをしているだけといえる。今後は、AIの限界を知った上でうまく活用していくことが必要。
3)AIの応用で話題になっている自動運転があるが、AIの進歩のスピードに、法律や人間社会のルールや人間の特性が追い付けない構図から、法律問題、人間との混在等様々な課題が生まれている。
4)「人間の雇用がAIによって奪われのではないか?」「AIが人類を支配するのではないか?」といった不安はあるが、AIは人間が育て上げるモノ。「正しいビッグデータを与える」「プロセスの可視化」等によって人工知能を育て共存していかなければならない。

◎質疑応答も含め、詳細につきましては下記HPに掲載を予定しております。
  https://www.evfjp.org/

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2.5月23日 EVF見学会 「日産自動車テクニカルセンター」 の報告   
副理事長 深井 吉男(見学会担当)
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<日産自動車テクニカルセンター> 
5月23日に広大な敷地の中にある日産自動車テクニカルセンターを見学してきました。世界中で走り回る日産車の開発拠点です。豊かな緑地に囲まれた120万u以上の敷地に沢山の建物、設備が設けられています。
沢山有る中の実験設備の一部と、日産車のデザインを作り出すデザインセンターを見せていただきました。参加者一同ワクワクしながら、通常は観ることができない開発拠点を見学させていただきました。秘匿の関係で写真をお見せすることはできませんが、とても綺麗で、立派な設備で、ここから環境に優しく、魅力的な日産車が生まれていくのかと想像をめぐらせたことをお伝えしようと思います。

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3.プロジェクト報告
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(1)小エネプロジェクト報告 /新宿区センター祭りに出展  理事 立花 賢一

新宿区センター祭り(5/19)に出展

・今年で4回目の出展となる新宿区センター祭り(5/19)に参加しました。

・今年度のテーマは「第7回NPOまつりin新宿2019〜楽しく体験 ステキな発見〜」でした。

・このイベントは、NPO法制定から21年、NPO団体が取り組んでいる社会的課題や活動を知ってほしいという思いで、新宿NPO協働推進センターが主催するイベントです。

・EVFコーナーでは、5枚のパネル展示で活動の様子を伝え、人力発電自転車による体験型イベントでは、“発電自転車体験して、エネルギーを知ろう!”ということで、挑戦してもらいました。

・イベント開催の日は、昨年同様、程良い気温に恵まれましたが、来場者が少なく、発電認定証を獲得した人は、54名でした。

・今回の企画が、”NPOも、支援企業も、ボランティアも全員参加の大交流会”ということで、子供の体験者は少なく、6名でした。

・特筆すべきは、表示部の小さいピーク電力計からリアル性・演出性・機能の拡張したものを開発し、モニターに表示し見える化を図りました。
また、前回までは瞬時の最高の電力値で発電認定証の記録としてきましたが、30秒間の平均電力値に変更しました。
今回は、表示と計測値の違いで随分変わった感じがありました。
例えば、今回も体験していただきました衆議員議員の海江田万里様の場合、 前回の最高瞬時値262.2Wであったものが、今回は30秒間の平均電力値で144.9wの発電でした。

(2)ころころプロジェクト報告 /第2回植樹会を開催します  正会員 三嶋 明

東北に海岸防災林を再興しましょう!!  

1.現在事務局で把握している里親数と苗木本数(6月10日現在) ※第1回植樹会(2018.10.05)実績
  里親数(名) 育苗数(本) 植樹時期 どんぐり植え付け時期
プロジェクト‐2 3※/5 8※/10 2018年10月※ 2016年1月前後
プロジェクト‐3 16 37 2019年6月22日
     〜23日 2017年1月前後
プロジェクト‐4 33 67 2020年初夏 2018年1月前後
プロジェクト総計 : 41名(延べ54名) 114本
      
2.今月の特記事項
◇6月上旬に「苗木の発送のお願い」を対象里親に配信済み。

◇6/22(土)−23(日)の第2回植樹会の参加者は、里親、EVF正会員、事務局で、「9名」。

◇第2回植樹会の苗木の総本数は、「48本」(6/10現在)<最終確認中です>
ころころプロジェクト 苗木の本数 備考
−2 2本 昨秋の植樹より持越
−3 36本 今回の植樹会の主対象
−4 10本 繰上げ植樹希望(条件付き)
合計 48本

◇事務局5名は、先発隊として6/21(金)に現地入りし、準備を開始します。

◇スケジュールの概要
6/22(土):12時過ぎに、くりこま高原駅に集合。15時頃、尾崎神社参拝、植樹会の開始。
6/23(日):午前中(〜11時)植樹会のフォロー、他、11時〜津波被災地の復興状況視察、さんさん商店街訪問、荒沢神社・大雄寺訪問、他、        15時半、くりこま高原駅で解散。

◇本年の「植樹地・下草刈りの会」は、8/26(月)−27(火)に仮決定。

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6月の「セミナー」に参加される皆様へ
今月のセミナーは下記の通り27日木曜日15::30よりJR田町駅前サンシャインビル9Fで開催いたします。
演 題 : 「中国一帯一路の現実は?」〜権力集中何のため〜
講  師 : 布施 玄祥 様  北京在住石油コンサルタント(拓殖大学客員教授) 
日 時 : 2019年6月27日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町駅前三田口正面)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
尚、セミナー参加を希望される方は下記のURLをクリックして必要事項を記入の上送信してお申し込みください。
セミナーの申込み : https://www.evfjp.org/postmail_semina/
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このニュースはEVF関係者の方々にBCCでお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。https://www.evfjp.org/postmail_goiken/index.html

EVFのホームページアドレスはhttps://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
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2019年06月01日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#148-1 2019年6月1日号

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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#148−1 令和元年(2019年)6月1日号
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今月の目次
1.環闘言 
2.6月27日EVFセミナーのご案内 (講師:布施 玄祥氏) 
3.今月のコラム

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1.環闘言: いくつになっても求められるもの
理事/事務局長 山田和彦 
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 性同一性障害という問題は、ほんの数年前までは、広く一般の人々まで巻き込むものとは思われていませんでした。もちろん、オネエキャラのタレントとか、性的に錯綜したキャラクターの人達が、テレビや映画の世界で一定の地位を築いていましたので、そういう世界があることはほとんどの人が知っていたと思います。しかし、多くの人はその存在は極めて特殊なものと考えていたのではなかろうかと思います。
 2年か3年前のこと、ある席で、「某大手代理店がそういった意識のある人の割合を、何年も前から調査しているが、従来5%ぐらいと出ていたものが、直近の調査では7%と出たらしい。」と紹介したところ、「それは0.7%の間違いでないのか」とか、「ではこの場にいる我々の中にも1人ぐらいいるということか」などと、とてもその調査結果は信じられないという反応が支配的でした。
 確かに、その場にいた面々は70代と60代が半々を占め、50代以下はゼロという構成でしたから、古い性意識にとらわれた集団だったのかもしれません。しかし、その時点では、それほど日本人の平均的な意識から、乖離していたわけでもなかったように思います。
 ところがその後、LGBT(Lesbian、Gay、Bisexual、Transgender)という言葉が広がり始め、自分がLGBTであることをカミングアウトする人が現れ始めました。これまでとの違いは、学者や普通の社会人など、それまでの世界とは異なる領域からカミングアウトが現れ始めたことです。
 それからは、あれよあれよという間にLGBTという言葉は世の中に浸透していきました。そして今日では、地方自治体による個別の対応には限界があるとして、結婚や相続など法的な対応を国に求める動きとなっています。
 人々の考え方、価値観は、そう簡単には変わらないようでいて、でも急激なスピードで変化する場合もあるようです。この性に関する問題はそのケースに当たるといえましょう。
 EVFのメンバーは“環境ベテランズファーム”というように、確かに年齢の高い人たちが多い。老年に分類されるような年齢ゾーンに入ると、昔形成した考え方、価値観は石のように固く、新しい変化を受容しにくくなりがちです。かく言う私も、新しい事柄や情報への接近の低下とともに、変化に対する柔軟性の低下をことあるごとに思い知らされています。
 ただ、それでも社会は人々の活動により動き続けているのであり、私たちベテランも生きている限りその構成員であり続けます。
 人々の考え方、価値観は変化し続けています。我々も年を取ったからと言って、同じところにとどまり続けるわけにはいきません。若い人たちと同じスピードで走ることはできないかもしれませんが、遅いながらも動き続けなければならない、というのが老人に課せられたタスクなのかもしれません。

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2. 6月27日EVFセミナーのご案内 (講師:布施 玄祥氏) 
    副理事長 野口 郷司 (セミナー担当)
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演 題 : 「中国一帯一路の現実は?」〜権力集中何のため〜
講  師 : 布施 玄祥 様  北京在住石油コンサルタント(拓殖大学客員教授) 
日 時 : 2019年6月27日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町駅前三田口正面)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
セミナーの申込み : https://www.evfjp.org/postmail_semina/

(セミナーの概要)
講師は北京在住石油エコノミストの布施玄祥氏。
中米貿易戦争、一帯一路と途上国の債務地獄?
中国の常識は世界の非常識
新たな人口論(何億人社会の経営は?)
エネルギーの行方
など大国中国の最新情勢をふまえた経済・文化・エネルギー・環境の現実についてご講演いただきます。

講師略歴 
1949 奈良県生まれ、小中高と大阪  1971学生時代訪中
1973 出光興産入社 (神戸大経済卒・中国経済ゼミ) 
主に海外(原油輸入・事業計画)と販売業務 担当
1983-87  出光・北京事務所勤務
1993-96  出光・香港勤務
1996-98  メキシコ石油輸入協議会出向
2000-2007 大連出光中聯石油 勤務
2007-2009 経産省エネ庁シンクタンク(財)石油産業活性化センター(現(財)石油エネルギー技術センター)出向
2009末 退職 北京に在住(石油エコノミストとして研究調査、経営コンサル、講座講師など)
2016 拓殖大学 「世界の中の日本」講座 客員教授 就任
〜2019 各所での講演、調査支援など多数
2019全国石油商業組合連合会上海モータ−ショウ視察にアドバイサー招請参加
   石油化学工業協会講演
*趣味:中華グルメ(ラテン&シーフードも)、車評論

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3.今月のコラム 大学とメディア この30年間の風景史
   ネット会員 千田利史
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 筆者は、広告会社の勤務を経て、メディア領域のコンサルタントとして独立した。今も声ひそやかに専門性を標榜する身なのだが、足掛けで30年くらい(断続的にではあるが)、仕事の傍ら、いくつかの大学で教鞭をとってきている。
 
 平成はじめの頃、学生相手の講義の場で、「普段、新聞を全然読まない人はいるか?」と尋ねると、半数近くの学生に挙手され、いささか驚いた記憶がある。そこから苦労して授業を展開したりもしたのだが、長くなるので割愛しよう。ただその時でも、若者の半分くらいは、新聞購読の習慣があった。
 それから各種の情報端末の怒涛のように普及した。同じ質問をしても、手を挙げる学生がほとんどいなくなったのが、ちょうど平成の折り返しの頃ではないかと思う。
 電車の中で、スマホ画面を孤独に凝視する人々が増え、新聞や雑誌など広げようものなら、迷惑そうな視線を向けられるようになった。

平成30年間での広告費の変化(電通発表資料)
1988年億円(対前年比) 2018年億円(対前年比)
新聞広告費 11,267 (114.0%)   4,784 (92.9%)
テレビ広告費 13,161 (112.1%) 19,123 (98.2%)
ニューメディア広告費/インターネット広告費         78 (109.9%) 17,589(116.5%)
(参考)全国書店数の推移『出版ニュース社統計』に拠る 22,296店(1999年) 12,026店(2018年)

 ちなみに、1988年と2018 年の新聞広告費を比べてみると、ざっと4割程度にまで減少してしまったことがわかる。新聞社の経営は、広告収益にほぼ半分を支られている。だから産業セクターとしての衰退は歴然としている。同じ比較をすることは誤解を招きかねないが、テレビはこの30年で、産業規模が(ここでは広告収入だけを見ているが)増えている(ただし伸び率は鈍っている)。
 1988年頃には「ニューメディア広告費」という概念があって、ケーブルテレビの広告費などが、わずかながらカウントされていた。現在では、「インターネット広告費」と総称される費目が注目され、堂々と、テレビ広告費を総額で追い抜こうとしている。
 
 さて読者諸氏は、今の学生に「テレビを普段見ない人はいるか?」と問いかけると、どのくらいの割合で手が上がると想像されるだろう。 
 実は半分近い。
 この問いかけ方は、厳密には、テレビ受像機視聴(番組をテレビモニターを通じて視るスタイル)を訪ねているわけだ。今の若者たち(だけではなく、社会の成員はすべからく)は、SNS や動画配信サイト、ニュースアグリゲーションサイトなどを通じ、話題の番組を確認したり、関連するコメントに接したりする。その傾向は強まっている。
 よく言われるようにGAFA(Google、Amazon、Facebook、Appleの総称)的なプラットフォーマーの影響は計り知れない。加えて、自ら調べあげたり、たくさんの情報から考えて選別したり、というリテラシーは希薄で、自分に心地よい情報への過度な摂取態度(バイアス)が広がっていると思う。
 
 情報へのアクセス方法は変化し、拡大を果たした一方、情報を判断するための経験は、ほとんど蓄積されてこなかったのではないか。情報の氾濫は確かだが、それを消化するための経験知は、決定的に不足している気がする。やはり危惧すべき状況なのだろう−−−− 何ができるか、自分なりに考えてみたい。心密かにそう思っているところではあるのだが。

(執筆者千田利史氏は、電通勤務を経て、コンサルタントとして独立。現在も、いくつかの大学で「広告論」や「メディア論」の教鞭をとられています。)

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