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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#217−2 2025年3月15日号
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目 次
1. 2月総会記念ハイブリッドセミナーの概要報告 理事 藤木 憲夫
「2025年の新世界 〜 大統領選挙の次に来るものは何か!」 講師: 林 良造 様 武蔵野大学国際総合研究所フェロー
2.CFPJプロジェクト報告 (CFPJ:カーボンフリープロジェクト)
「日本若者協議会(JYC)とのシンポジウム」 理事長 和田 政信
3.3月ハイブリッドセミナーのご案内 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹
「航空燃料の脱炭素化ーSAF*は打ち出の小槌になるか!」 講師:植村 文香 様 (株)日揮ホールディングス プロセスエンジニア *SAF:持続可能な航空燃料
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1.2月総会記念セミナーの概要報告 理事 藤木 憲夫
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演題:「2025年の新世界 〜 大統領選挙の次に来るものは何か!」
講師: 林 良造 様 武蔵野大学国際総合研究所フェロー
聴講者数: 45名
【講師略歴】
1970年京都大学法学部卒業。
1976年ハーバードロースクールLLM。
1991年ケネディスクールフェロー。
2001年経済産業省官房長、経済産業政策局長。
帝人独立社外監査役、伊藤忠商事独立社外監査役、シティバンク銀行社外取締役、経営競争基盤経営諮問委員、コア独立社外取締役、Bosch GmbH International Advisory Board Member、東京大学公共政策大学院教授、機械振興協会経済研究所所長などを歴任。
【講演概要】
1)トランプ政権の素早いACTION
★トランプ劇場は思ったより早く始まり、テンポが速くかつ中身の詰まった大統領令が発せられている。二期目になるのでバイデン政権時によく自分の政策を考えていた形跡が見られる。
★ガザ戦争もネタニヤフ首相と手際よく処理した。
★ウクライナ戦争も3年間進まなかった戦争終結に向けた全く違う動きがみられる。
2)大統領選挙結果
★先進国の国々では与党が大敗している。 その背景としては移民流入やウクライナ戦争による経済悪化など格差が拡大し、それが急激な変化として国民に不公平な感情を抱かせたことがある。
★経験国力からも今やトランプの独壇場。トランプ大統領が欧州を動かしている。
3)Eurasia Group
★Eurasia Groupによる10のリスクの中で取り上げられている多くはトランプ関連。G7/G20などの世界統治機構が機能不全を起こしており、その実効性が問われている。武力紛争解決ができず、貿易戦争も片付かない。
★1971年から機能不全を起こしており、今まではきれいごとに走りすぎていた。アメリカには やりすぎ感と不公平感が渦巻いている。
★今まではハードパワーの共和党とソフトパワーの民主党の両輪できたが。
4)政権の骨格
★トランプに忠誠を誓うスキのない政権骨格
★タブーであった軍トップを交代させた。
★トランプから見たイーロンマスクは利用価値が高い段階。マスクの行動に閣僚との軋轢なども予想されるが当面はトランプのマスク支持は強固。
5)トランプ政権の主要目標
★ウクライナは欧州が中心となり処理。欧州の防衛費を拡大させる。そしてイスラエルとアラブ(エジプト)の処理を終わらせる。 しかる後に中国と対峙する。これがトランプが本当にやりたいこと。
★多くの首脳は新しいが、トランプは2期目なので交渉はトランプ有利。
6)Trump Style 傾向と対策
★力の信奉による戦争回避
★関税攻勢とトップ外交 コロンビア、カナダ、メキシコ、中国等
★目指すところはハードバワーとソフトバランスのリバランス
7)米中関係他
★経済力は米優位だが、東アジアの軍事力は中国優勢
★トランプの任期2027年(残り2年はレームダックか)、習近平任期2028年
★今後はアジア太平洋が新秩序作りの主戦場になる
8)石破政権の政権運営他
★保守派が嫌だという岸田さんの押しで石破政権が誕生した。
★派閥そして政策決定のへそががなくなって例えば夫婦別姓などのコンセンサス作りは困難に。
★安倍さんの時代に比べて官邸の影響力は減っている。
★安倍政権で積み残した岩盤規制は農業と医療。
★今後の産業政策で一番むつかしいのは自動車。電子・電機。
自動車構造変化が多面で起きている。燃料、自動運転、AIなど世界的に合従連合が進んでいる。 それらの情報量が増大化、スピードが速い。
どういう風にのりきれるかが最大の産業課題。
★課題:縦割りを壊して横串を通していくことにより産業・経済を強化すること。
ハードバワーとソフトバランスのリバランスをとっていくこと。 (文責:藤木 憲夫)
(注)当日の質疑に関しましては、EVFホームページに掲載しておりますので、ご参照ください。
https://www.evfjp.org/
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2.CFPJプロジェクト報告 (CFPJ:カーボンフリープロジェクト)
「日本若者協議会(JYC)とのシンポジウム」 理事長 和田 政信
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EVF-CFPJは日本若者協議会と共同で、エネルギー政策に関するシンポジウムを計画しています。政府が第7次エネルギー基本計画を閣議決定しましたが、我が国のエネルギー政策は、2035年、2040年、2050年を見据えたものになります。今から10年、15年、25年も先の大方針なので、大多数のEVFメンバーにとっては、最後まで見届けることはなかなか望み薄です。一方、現在の20代、30代の若者はこの基本計画実行の中心的役割を担うことにならざるをえません。ベテランの責任を放棄するわけではありませんが、当事者となるであろう若者と、将来の日本のエネルギー政策につき、意見交換を行い、問題意識の共有と、正しい世論の形成を目指したい考えています。3月19日に第一回シンポジウムを予定しています。結果は改めてご報告させていただきます。
EVFとしての提言は簡単な動画にまとめてあります。以下のURLをクリックしてぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=3UVGXd5cs2o ← 動画をご覧ください
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3. EVF3月ハイブリッドセミナーのご案内
(セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹)
https://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202503.pdf ← チラシをご覧ください
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演題:「航空燃料の脱炭素化ーSAF*は打ち出の小槌になるか!」 *SAF:持続可能な航空燃料
講師:植村 文香 様 (株)日揮ホールディングス プロセスエンジニア
・対面セミナー:2025年3月27日(木)14:30〜16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室
・懇親会:2025年3月27日(木)17:00〜 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収)
・Webセミナー:2025年3月29日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。
・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。)
・お申込み締切:3月23日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通)
・参加費振込期限:3月25日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通)
・セミナーの申込み先 :https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/
Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
【講師略歴】
2017年4月旧日揮株式会社入社
2017年9月オーストラリア/LNGプラント建設現場
2018年4月国内石炭ガス化プラント設計
2019年4月タイ/化学プラント設計
2019年12月〜SAF製造事業検討
2023年2月〜合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY 兼務出向
【講演概要】
皆さんが飲食店などで食べる唐揚げや天ぷらなどの揚げ物を作るときに使用された廃食用油でSAF(持続可能な航空燃料)を製造する事業に取り組んでいます。また外食や宿泊、食品工場などさまざまな業態の方々と手を取り合って、国内資源循環による脱炭素社会実現に向け設立されたプロジェクト「Fry to Fly Project」も実施しています。
SAFの動向、当社で取り組んでいる製造事業、機運醸成に向けた取り組みについてお話させていただきます。
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このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。
EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。
またTwitterアカウントは https://twitter.com/EVFtwit2021 です。
EVFメール通信編集長 八谷 道紀
2025年03月15日
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #217−2 2025年3月15日号
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2025年03月01日
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #217−1 2025年3月1日号
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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#217−1 2025年3月1日号
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今月の目次
1. 環闘言 副理事長 深井 吉男
「本当のエッセンシャルワーカー」
2.EVF3月ハイブリッドセミナーのご案内 担当:理事 伊藤 博通、賛助会員 高橋 直樹
「航空燃料の脱炭素化ーSAF*は打ち出の小槌になるか!」*SAF:持続可能な航空燃料
講師: 植村 文香 様 (株)日揮ホールディングス プロセスエンジニア
3. 今月のコラム ネット会員 三原 聖一
「自動運転に想うこと」
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1. 環闘言 副理事長 深井 吉男
「本当のエッセンシャルワーカー」
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年末年始は、お陰様で自分自身は風邪もひかずに、無事年越ししましたが、家族の二人が体調を崩しました。一人はインフルエンザと診断され、もう一人はそれほどでは無かったので、病院にも行かず家でグズグズ過ごして直しました。インフルに罹った家族は年明けの二日に発熱しましたが、近くの開業医や病院は皆さんお休みで、車で10分ほどのメディカルセンターに駆け込みました。待合室は100名くらいの人が診察を待っていて、ほぼ3時間ほど待たされましたが、しっかりインフルと診断していただき、薬も処方してもらいました。今のインフルの薬は良く効きますね。一回だけ飲んで、安静にしていたら2日ほどで元気になりました。
それにしても正月三が日にお休みも取らずに診察して下さる医師や看護師の方々には頭が下がります。自分も以前コロナに罹った時に、やっぱり休日で、メディカルセンターに駆け込んだことを思い出しました。世の中にはエッセンシャルワーカーと呼ばれる、必要不可欠な仕事をしている人がいるものです。普段何もないときは忘れていますが、いざとなった時にその有難さに気が付きます。まさに、メディカルセンターの医師、看護師がそれだなと、しみじみ認識して、感謝感謝の年明けでした。
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2.EVF3月 ハイブリッドセミナーのご案内
(セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹)
https://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202503.pdf ←チラシをご覧ください
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演題:「航空燃料の脱炭素化ーSAF*は打ち出の小槌になるか!」 *SAF:持続可能な航空燃料
講師:植村 文香 様 (株)日揮ホールディングス プロセスエンジニア
・対面セミナー:2025年3月27日(木)14:30〜16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室
・懇親会:2025年3月27日(木)17:00〜 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収)
・Webセミナー:2025年3月29日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。
・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。)
・お申込み締切:3月23日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通)
・参加費振込期限:3月25日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通)
・セミナーの申込み先 :https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/
Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
【講師略歴】
2017年4月旧日揮株式会社入社
2017年9月オーストラリア/LNGプラント建設現場
2018年4月国内石炭ガス化プラント設計
2019年4月タイ/化学プラント設計
2019年12月〜SAF製造事業検討
2023年2月〜合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY 兼務出向
【講演概要】
皆さんが飲食店などで食べる唐揚げや天ぷらなどの揚げ物を作るときに使用された廃食用油でSAF(持続可能な航空燃料)を製造する事業に取り組んでいます。また外食や宿泊、食品工場などさまざまな業態の方々と手を取り合って、国内資源循環による脱炭素社会実現に向け設立されたプロジェクト「Fry to Fly Project」も実施しています。
SAFの動向、当社で取り組んでいる製造事業、機運醸成に向けた取り組みについてお話させていただきます。
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3. 今月のコラム ネット会員 三原 聖一
「自動運転に想うこと」
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会社に行くと上司や部下や関係先、家に帰ると妻子やペットの犬猫でさえも自分の思い通りに動いてくれない。自動車だけが文句も言わず自分の思い通りに動いてくれる。極端に言うと、自分と一緒に崖から飛び降りてさえくれる。マスタリーコントロール(周りのものを思い通りに動かす)、これが自動車を運転する醍醐味のひとつだ。これが完全自動運転になると、そのスイッチを切らない限り、自分の意志は無意味になる。運転者のマスタリーコントロール欲求を切り捨てたクルマの市場は大きくなるのだとしたら悲しい。また別の視点だが、米国のTVドラマ“FBI”を観てると、当局は監視カメラで得た顔やクルマのナンバープレート画像を手持ちのデータ(犯罪履歴、クレカ情報等)に照らし合わせて容疑者を特定し、携帯や自動車のGPSを追跡して犯人を見つけ出して逮捕している。
将来、自動運転と外部との通信機能を使ったネットワークリンクが装備されると、当局がリンクをハッキングして、容疑者を乗せた車を、運転者の意志を無視して、最寄りの警察署に向かわせることもできるかも知れない。これがもし悪者の手にかかると、自分の意志に反して崖から落とされるかも知れない。こんな怖いことが起こらないようにして欲しい。いずれにせよ、これからのクルマを規定するキーワード”CASE””( Connected, Autonomous, Shared & service, Electric )で満点を取る優等生を創るのも大事だけど、他人に操られるのを嫌悪するチョイワル親父やお転婆オバサンが喜ぶクルマもお忘れなく。
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【編集後記】EVF会員ニュースでは毎月1日号でネット会員、賛助会員の皆様にコラムの執筆をお願いしております。内容は特に環境にかかわることだけでなく、普段皆様が感じていることや、是非ほかの皆さんにも知っておいてもらいたいことなど何でも構いません。字数が600〜800文字程度のエッセイ的なもので、格調高い論文などを狙う必要はありません。輪番でお願いをしておりますので、依頼のメールが編集長の私から届いたときには、是非ご協力ください。メールで早めにお願いしておりますので、掲載月の調整は可能です。よろしくお願いいたします。
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このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。 EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。
EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。
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EVFメール通信編集長 八谷 道紀
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#217−1 2025年3月1日号
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今月の目次
1. 環闘言 副理事長 深井 吉男
「本当のエッセンシャルワーカー」
2.EVF3月ハイブリッドセミナーのご案内 担当:理事 伊藤 博通、賛助会員 高橋 直樹
「航空燃料の脱炭素化ーSAF*は打ち出の小槌になるか!」*SAF:持続可能な航空燃料
講師: 植村 文香 様 (株)日揮ホールディングス プロセスエンジニア
3. 今月のコラム ネット会員 三原 聖一
「自動運転に想うこと」
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1. 環闘言 副理事長 深井 吉男
「本当のエッセンシャルワーカー」
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年末年始は、お陰様で自分自身は風邪もひかずに、無事年越ししましたが、家族の二人が体調を崩しました。一人はインフルエンザと診断され、もう一人はそれほどでは無かったので、病院にも行かず家でグズグズ過ごして直しました。インフルに罹った家族は年明けの二日に発熱しましたが、近くの開業医や病院は皆さんお休みで、車で10分ほどのメディカルセンターに駆け込みました。待合室は100名くらいの人が診察を待っていて、ほぼ3時間ほど待たされましたが、しっかりインフルと診断していただき、薬も処方してもらいました。今のインフルの薬は良く効きますね。一回だけ飲んで、安静にしていたら2日ほどで元気になりました。
それにしても正月三が日にお休みも取らずに診察して下さる医師や看護師の方々には頭が下がります。自分も以前コロナに罹った時に、やっぱり休日で、メディカルセンターに駆け込んだことを思い出しました。世の中にはエッセンシャルワーカーと呼ばれる、必要不可欠な仕事をしている人がいるものです。普段何もないときは忘れていますが、いざとなった時にその有難さに気が付きます。まさに、メディカルセンターの医師、看護師がそれだなと、しみじみ認識して、感謝感謝の年明けでした。
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2.EVF3月 ハイブリッドセミナーのご案内
(セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹)
https://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202503.pdf ←チラシをご覧ください
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演題:「航空燃料の脱炭素化ーSAF*は打ち出の小槌になるか!」 *SAF:持続可能な航空燃料
講師:植村 文香 様 (株)日揮ホールディングス プロセスエンジニア
・対面セミナー:2025年3月27日(木)14:30〜16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室
・懇親会:2025年3月27日(木)17:00〜 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収)
・Webセミナー:2025年3月29日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。
・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。)
・お申込み締切:3月23日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通)
・参加費振込期限:3月25日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通)
・セミナーの申込み先 :https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/
Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
【講師略歴】
2017年4月旧日揮株式会社入社
2017年9月オーストラリア/LNGプラント建設現場
2018年4月国内石炭ガス化プラント設計
2019年4月タイ/化学プラント設計
2019年12月〜SAF製造事業検討
2023年2月〜合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY 兼務出向
【講演概要】
皆さんが飲食店などで食べる唐揚げや天ぷらなどの揚げ物を作るときに使用された廃食用油でSAF(持続可能な航空燃料)を製造する事業に取り組んでいます。また外食や宿泊、食品工場などさまざまな業態の方々と手を取り合って、国内資源循環による脱炭素社会実現に向け設立されたプロジェクト「Fry to Fly Project」も実施しています。
SAFの動向、当社で取り組んでいる製造事業、機運醸成に向けた取り組みについてお話させていただきます。
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3. 今月のコラム ネット会員 三原 聖一
「自動運転に想うこと」
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会社に行くと上司や部下や関係先、家に帰ると妻子やペットの犬猫でさえも自分の思い通りに動いてくれない。自動車だけが文句も言わず自分の思い通りに動いてくれる。極端に言うと、自分と一緒に崖から飛び降りてさえくれる。マスタリーコントロール(周りのものを思い通りに動かす)、これが自動車を運転する醍醐味のひとつだ。これが完全自動運転になると、そのスイッチを切らない限り、自分の意志は無意味になる。運転者のマスタリーコントロール欲求を切り捨てたクルマの市場は大きくなるのだとしたら悲しい。また別の視点だが、米国のTVドラマ“FBI”を観てると、当局は監視カメラで得た顔やクルマのナンバープレート画像を手持ちのデータ(犯罪履歴、クレカ情報等)に照らし合わせて容疑者を特定し、携帯や自動車のGPSを追跡して犯人を見つけ出して逮捕している。
将来、自動運転と外部との通信機能を使ったネットワークリンクが装備されると、当局がリンクをハッキングして、容疑者を乗せた車を、運転者の意志を無視して、最寄りの警察署に向かわせることもできるかも知れない。これがもし悪者の手にかかると、自分の意志に反して崖から落とされるかも知れない。こんな怖いことが起こらないようにして欲しい。いずれにせよ、これからのクルマを規定するキーワード”CASE””( Connected, Autonomous, Shared & service, Electric )で満点を取る優等生を創るのも大事だけど、他人に操られるのを嫌悪するチョイワル親父やお転婆オバサンが喜ぶクルマもお忘れなく。
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【編集後記】EVF会員ニュースでは毎月1日号でネット会員、賛助会員の皆様にコラムの執筆をお願いしております。内容は特に環境にかかわることだけでなく、普段皆様が感じていることや、是非ほかの皆さんにも知っておいてもらいたいことなど何でも構いません。字数が600〜800文字程度のエッセイ的なもので、格調高い論文などを狙う必要はありません。輪番でお願いをしておりますので、依頼のメールが編集長の私から届いたときには、是非ご協力ください。メールで早めにお願いしておりますので、掲載月の調整は可能です。よろしくお願いいたします。
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EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。
またTwitterアカウントは https://twitter.com/EVFtwit2021 です。
EVFメール通信編集長 八谷 道紀
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| 会員ニュース
2025年02月15日
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #216−2 2025年2月15日号
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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#216−2 2025年2月15日号
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目 次
1. 1月セミナーの概要報告 正会員 松本 泰郎
「アンモニアが脱炭素で果たす役割と課題」講師: 村木 茂 様 一般社団法人 クリーン燃料アンモニア協会会長
2.CFPJプロジェクト報告 (CFPJ:カーボンフリープロジェクト)
「第7次エネルギー基本計画に対するEVFとしてのパブリックコメント提出」 理事長 和田 政信
3.2月総会記念ハイブリッドセミナーのご案内 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹
「2025年の新世界 〜 大統領選挙の次に来るものは何か!」 講師: 林 良造 様 武蔵野大学国際総合研究所フェロー
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1.1月セミナーの概要報告 正会員 松本 泰郎
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演 題 :「アンモニアが脱炭素で果たす役割と課題」
講 師 :講師: 村木 茂 様 一般社団法人 クリーン燃料アンモニア協会会長
聴講者数: 48名
【講師略歴】
1972年: 東京大学工学部卒業
1972年: 東京ガス株式会社入社
1989年: ニューヨーク事務所所長、米国駐在
2000年: 原料部長
2002年: 執行役員
2004年: 常務執行役員R&D本部長
2007年: 常務執行役員エネルギーソリューション本部長
2010年: 代表取締役副社長執行役員
2014年: 取締役副会長
2015年: 常勤顧問
2022年: 一般社団法人クリーン燃料アンモニア協会(旧グリーンアンモニアコンソーシアム)会長
【講演概要】
化石燃料由来のブルー水素、再生可能エネルギー由来のグリーン水素を海外から日本へ輸送するエネルギーキャリアとしてのアンモニアが、貯蔵を含めて他の水素輸送よりも経済的。液化水素、有機ハイドライド(メチルシクロヘキサン)での海上輸送の取り組みもあるが、陸揚げ後に気化、脱水素のプロセスが必要なのに対して、アンモニアは海上輸送後、燃焼のプロセスに直接利用できる。2024年10月23日施行の水素社会推進法により、GX経済移行債により約7兆円が水素等への支援、その内数として、国内製造及び輸入のクリーン水素に対して、既存燃料との価格差に対して「値差支援」を総額3兆円を15年間支援(2千億円/年)営業費用の支援は異例、但し、適用条件が厳格。ハブ・アンド・スポークで国内各地への供給網を効率的に配置する拠点整備支援に1兆円の投資支援。
アンモニアの役割: アンモニアは肥料で製造・貯蔵・輸送の技術が存在。水素を運ぶ・貯蔵するにはアンモニアが最適。燃焼してもゼロエミッション。発電、船舶推進、工業炉での利用が先行。
利用技術: 石炭火力発電でのアンモニア混焼(20%)はJERAで実証済み、50ー60%の混焼になる見込み。アンモニア専焼とすると排ガス量が増大し、煙道の改造が必要になる。アンモニア燃料コンバインドサイクル(ACC)のガスタービン(GT)火力発電(効率60%)が本命だが、大型は未完成。小型GTは変動出力に対応可能、大型GTはベースロード向け。
海外アンモニアの輸入元: 天然ガス由来のブルーは、米国、カナダ、中東、オーストラリアから。再生エネ由来のグリーンは、インド、チリ、オーストラリア、中東から。
アンモニア製造法: ハーバー・ボッシュ法+水蒸気改質。75%のCO2回収率を更に高めるとコスト上昇。今後の技術としてのATR(自己熱改質)では空気から窒素を分離する(ATU)が消費する電力の脱炭素が課題。
アンモニア受け入れの国内受け入れ施設: 6箇所のハブ:苫小牧、相馬、常陸那珂および鹿島、碧南、泉北(大阪)、山口周南および愛媛波方。受入規模:300万トン/2030年、3000万トン/2050年
ロードマップ: インフレにより製造コストが上昇しているため値差支援が増大。第7次エネルギー基本計画に対して2050年に3000万トンとしていた計画を10年前倒しして2040年に達成するとの計画を提出。 (文責:松本泰郎)
(注)当日の質疑に関しましては、EVFホームページに掲載しておりますので、ご参照ください。
https://www.evfjp.org
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2.CFPJプロジェクト報告 (CFPJ:カーボンフリープロジェクト)
「第7次エネルギー基本計画に対するEVFとしてのパブリックコメント提出」 理事長 和田 政信
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政府が昨年末に発表した「第7次エネルギー基本計画」に対して、EVFとしてのパブリックコメントを提出いたしました。 このメールの添付資料から提出したコメントが見られます。
詳細は提出コメントをご覧いただきたいと思いますが、ポイントは以下の2点と思います。
1. まず第一に、我が国に充分資源量が見込まれる再エネ(風力発電、太陽光発電、水力発電など)を最大限活用し、主力電源化を目指すべき
2. 既存の原子力発電は再エネ主力化が達成されるまでの、補完手段とすべき
以上の内容を、我が国が有する再エネ資源量を踏まえて、定量的に提言しています。
エネルギー戦略に対するEVF提言を、簡単な動画にまとめました。下のURLをクリックしてぜひご覧ください。中学生、高校生から会員の皆様までどなたでも十分理解できるように、分かりやすい表現となっています。
https://www.youtube.com/watch?v=3UVGXd5cs2o ← 動画をご覧ください
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3.EVF2月総会記念ハイブリッドセミナーのご案内
(セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹)
https://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202502.pdf ← チラシをご覧ください
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演題:「2025年の新世界 〜 大統領選挙の次に来るものは何か!」
講師: 林 良造 様 武蔵野大学国際総合研究所フェロー
・対面セミナー:2025年2月27日(木)14:30〜16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室
・懇親会:2025年2月27日(木)17:00〜 講演終了後には近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(高田馬場駅近く、会費は当日徴収)
・Webセミナー:2025年3月1日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。
・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。)
・お申込み締切:2月23日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通)
・参加費振込期限:2月25日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通)
Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/
【講師略歴】
1970年京都大学法学部卒業。
1976年ハーバードロースクールLLM。
1991年ケネディスクールフェロー。
2001年経済産業省官房長、経済産業政策局長。
帝人独立社外監査役、伊藤忠商事独立社外監査役、シティバンク銀行社外取締役、経営競争基盤経営諮問委員、コア独立社外取締役、Bosch GmbH International Advisory Board Member、東京大学公共政策大学院教授、機械振興協会経済研究所所長などを歴任。
【講演概要】
国民的不安・不満と政権交代:一強総取型プラットフォーム経済とネットワーク社会。事故多発もありうる国際経済環境。巡航速度を探る気候変動対策。新国際秩序。
米国の強さ:返り咲きの強さトランプ。圧倒的な国際的存在感。国内的にも最近になく盤石。経済的にも恵まれた発射台。マスクと絶妙のコンビ。その強さは2年間。
守勢に回る中国:市場経済運営の未熟さ。多数の市場参加者の投資意欲を掻き立てられるか。習近平にかかる重圧。共産党、軍、市場経済。危険な中国の夢。
危険なロシア:軍事大国。トランプに匹敵する交渉人。小型ロシアを狙う北朝鮮。
そして日本:過渡期の協調。軟着陸できるか。滑空状態の日本経済。地政学的危機に耐えられるか。国際的焦点となる不安定な東アジア。日米関係。総合的統治能力は。
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このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。
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EVFメール通信編集長 八谷 道紀
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#216−2 2025年2月15日号
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目 次
1. 1月セミナーの概要報告 正会員 松本 泰郎
「アンモニアが脱炭素で果たす役割と課題」講師: 村木 茂 様 一般社団法人 クリーン燃料アンモニア協会会長
2.CFPJプロジェクト報告 (CFPJ:カーボンフリープロジェクト)
「第7次エネルギー基本計画に対するEVFとしてのパブリックコメント提出」 理事長 和田 政信
3.2月総会記念ハイブリッドセミナーのご案内 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹
「2025年の新世界 〜 大統領選挙の次に来るものは何か!」 講師: 林 良造 様 武蔵野大学国際総合研究所フェロー
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1.1月セミナーの概要報告 正会員 松本 泰郎
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演 題 :「アンモニアが脱炭素で果たす役割と課題」
講 師 :講師: 村木 茂 様 一般社団法人 クリーン燃料アンモニア協会会長
聴講者数: 48名
【講師略歴】
1972年: 東京大学工学部卒業
1972年: 東京ガス株式会社入社
1989年: ニューヨーク事務所所長、米国駐在
2000年: 原料部長
2002年: 執行役員
2004年: 常務執行役員R&D本部長
2007年: 常務執行役員エネルギーソリューション本部長
2010年: 代表取締役副社長執行役員
2014年: 取締役副会長
2015年: 常勤顧問
2022年: 一般社団法人クリーン燃料アンモニア協会(旧グリーンアンモニアコンソーシアム)会長
【講演概要】
化石燃料由来のブルー水素、再生可能エネルギー由来のグリーン水素を海外から日本へ輸送するエネルギーキャリアとしてのアンモニアが、貯蔵を含めて他の水素輸送よりも経済的。液化水素、有機ハイドライド(メチルシクロヘキサン)での海上輸送の取り組みもあるが、陸揚げ後に気化、脱水素のプロセスが必要なのに対して、アンモニアは海上輸送後、燃焼のプロセスに直接利用できる。2024年10月23日施行の水素社会推進法により、GX経済移行債により約7兆円が水素等への支援、その内数として、国内製造及び輸入のクリーン水素に対して、既存燃料との価格差に対して「値差支援」を総額3兆円を15年間支援(2千億円/年)営業費用の支援は異例、但し、適用条件が厳格。ハブ・アンド・スポークで国内各地への供給網を効率的に配置する拠点整備支援に1兆円の投資支援。
アンモニアの役割: アンモニアは肥料で製造・貯蔵・輸送の技術が存在。水素を運ぶ・貯蔵するにはアンモニアが最適。燃焼してもゼロエミッション。発電、船舶推進、工業炉での利用が先行。
利用技術: 石炭火力発電でのアンモニア混焼(20%)はJERAで実証済み、50ー60%の混焼になる見込み。アンモニア専焼とすると排ガス量が増大し、煙道の改造が必要になる。アンモニア燃料コンバインドサイクル(ACC)のガスタービン(GT)火力発電(効率60%)が本命だが、大型は未完成。小型GTは変動出力に対応可能、大型GTはベースロード向け。
海外アンモニアの輸入元: 天然ガス由来のブルーは、米国、カナダ、中東、オーストラリアから。再生エネ由来のグリーンは、インド、チリ、オーストラリア、中東から。
アンモニア製造法: ハーバー・ボッシュ法+水蒸気改質。75%のCO2回収率を更に高めるとコスト上昇。今後の技術としてのATR(自己熱改質)では空気から窒素を分離する(ATU)が消費する電力の脱炭素が課題。
アンモニア受け入れの国内受け入れ施設: 6箇所のハブ:苫小牧、相馬、常陸那珂および鹿島、碧南、泉北(大阪)、山口周南および愛媛波方。受入規模:300万トン/2030年、3000万トン/2050年
ロードマップ: インフレにより製造コストが上昇しているため値差支援が増大。第7次エネルギー基本計画に対して2050年に3000万トンとしていた計画を10年前倒しして2040年に達成するとの計画を提出。 (文責:松本泰郎)
(注)当日の質疑に関しましては、EVFホームページに掲載しておりますので、ご参照ください。
https://www.evfjp.org
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2.CFPJプロジェクト報告 (CFPJ:カーボンフリープロジェクト)
「第7次エネルギー基本計画に対するEVFとしてのパブリックコメント提出」 理事長 和田 政信
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政府が昨年末に発表した「第7次エネルギー基本計画」に対して、EVFとしてのパブリックコメントを提出いたしました。 このメールの添付資料から提出したコメントが見られます。
詳細は提出コメントをご覧いただきたいと思いますが、ポイントは以下の2点と思います。
1. まず第一に、我が国に充分資源量が見込まれる再エネ(風力発電、太陽光発電、水力発電など)を最大限活用し、主力電源化を目指すべき
2. 既存の原子力発電は再エネ主力化が達成されるまでの、補完手段とすべき
以上の内容を、我が国が有する再エネ資源量を踏まえて、定量的に提言しています。
エネルギー戦略に対するEVF提言を、簡単な動画にまとめました。下のURLをクリックしてぜひご覧ください。中学生、高校生から会員の皆様までどなたでも十分理解できるように、分かりやすい表現となっています。
https://www.youtube.com/watch?v=3UVGXd5cs2o ← 動画をご覧ください
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3.EVF2月総会記念ハイブリッドセミナーのご案内
(セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹)
https://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202502.pdf ← チラシをご覧ください
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演題:「2025年の新世界 〜 大統領選挙の次に来るものは何か!」
講師: 林 良造 様 武蔵野大学国際総合研究所フェロー
・対面セミナー:2025年2月27日(木)14:30〜16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室
・懇親会:2025年2月27日(木)17:00〜 講演終了後には近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(高田馬場駅近く、会費は当日徴収)
・Webセミナー:2025年3月1日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。
・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。)
・お申込み締切:2月23日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通)
・参加費振込期限:2月25日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通)
Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/
【講師略歴】
1970年京都大学法学部卒業。
1976年ハーバードロースクールLLM。
1991年ケネディスクールフェロー。
2001年経済産業省官房長、経済産業政策局長。
帝人独立社外監査役、伊藤忠商事独立社外監査役、シティバンク銀行社外取締役、経営競争基盤経営諮問委員、コア独立社外取締役、Bosch GmbH International Advisory Board Member、東京大学公共政策大学院教授、機械振興協会経済研究所所長などを歴任。
【講演概要】
国民的不安・不満と政権交代:一強総取型プラットフォーム経済とネットワーク社会。事故多発もありうる国際経済環境。巡航速度を探る気候変動対策。新国際秩序。
米国の強さ:返り咲きの強さトランプ。圧倒的な国際的存在感。国内的にも最近になく盤石。経済的にも恵まれた発射台。マスクと絶妙のコンビ。その強さは2年間。
守勢に回る中国:市場経済運営の未熟さ。多数の市場参加者の投資意欲を掻き立てられるか。習近平にかかる重圧。共産党、軍、市場経済。危険な中国の夢。
危険なロシア:軍事大国。トランプに匹敵する交渉人。小型ロシアを狙う北朝鮮。
そして日本:過渡期の協調。軟着陸できるか。滑空状態の日本経済。地政学的危機に耐えられるか。国際的焦点となる不安定な東アジア。日米関係。総合的統治能力は。
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このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。
EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。
またTwitterアカウントは https://twitter.com/EVFtwit2021 です。
EVFメール通信編集長 八谷 道紀
posted by EVF会員ニュース at 00:00| 日記