2019年05月01日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース147-1 令和元年(2019年)5月1日号

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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#147−1 令和元年(2019年)5月1日号
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今月の目次
1.環闘言 
2. 5月23日EVFセミナーのご案内 (講師:室山 哲也氏) 
3.EVF見学会 
4.今月のコラム

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1.環闘言: 令和元年です。
正会員 津田俊夫
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新しい元号になった。「令和」の令はすぐれたものの意であるという。
令は法令という印象がある。新憲法で元号の法的根拠がなくなり、元号が絶えるので昭和54年に元号法を制定したという。法があれば、新しい元号も国民にすぐなじむというのが日本らしいと思う。
プラント建設会社を退職後20年ぶりに会った後輩から話を聞く機会があった。我々はユーテリティー供給とか排ガス・排水処理等のプラントオフサイトを担当する部門にいた。ライセンサーから設計書がもらえるオンサイトとは違って、ローカルに合わせた独自の設計が求められた。
彼は国際コンソーシアムが受注した北の国のガスプラントの仕事をしたという。排水処理の設計にあたって放流基準を中央政府と折衝していたがめっぽう厳しい基準を要求された。開発前の時と同じ水質にして排出せよという具合で、国際基準のなかで最も厳しいものを準備していったのに困った事態だった。管轄するこの地方の女性担当官などがとりなしてくれて、受け入れられる数値を定めて仕事を進めたという。
後になって彼は、この国では基準値を多少超えても、罰金を払えば違法をあまり問題にしない、むしろ罰金が払われることに期待があるのではないかと思ったという。法律違反ではなくて、罰金を払うのも法の内であるという考え方なのだろうか。
昨年の全米オープンでフィル・ミケルソンが動いているボールを打ってプレーを続けて話題になったことを思いだす。本人は罰打のハンデを受けるだけのこととして罪の意識はなかったようだがあまりの反響に謝罪をした。
日本人は法を守るに真面目である。違反は何時までも不名誉として残る。しかしこのことの反動なのか隠蔽や改竄が多いような気がする。米国では、悪質で非難されるべき不法行為には懲罰的損害賠償がある。隠ぺいや改竄は、かの国では危うい行為ではないだろうか。
法律などはその国の国民性と歴史を踏まえたところで出来あがってきているものなので、自国と他国の法律を局所的に比較してどちらが正しいとか言うのは適当ではないだろう。
老人の会に出るようになったが、規制に縛られてきたと思われる年寄りが自分はどうしたいというものがないのに、規則に従っていないことだけをあげつらって前向きの議論をしない場面をみることがある。
日本人の順法の心がけは、日本人と作られる製品の信頼性の高さのもとになっており誇るべきものであるが、法や規則に書いてあるからと従うだけでなく法のこころを理解することも大事でなかろうか。それらを知ることによって許せることもあるだろうし、海外の活動でその国の法の成り立ちを知っていれば相手との折り合い点を見つけることができるのではないか。
令和がお互に和の心をもって話し合いの出来る時代になることを期待している。

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2. 5月23日EVFセミナーのご案内 (講師:室山 哲也氏) 
    理事/事務局長 山田和彦 (セミナー担当)
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演 題 : 人工知能の光と影
講  師 : 室山 哲也 様  元NHK解説主幹、日本科学技術ジャーナリスト会議副会長、室山プロダクション代表 
日 時 : 2019年5月23日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町三田口駅前)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
セミナーの申込み : http://www.evfjp.org/postmail_semina/

(セミナーの概要)
人工知能は、急速に人間の脳に肉薄し、やがて独自の意識を持ち、人類を支配するのではないかと心配する科学者まで現れています。今後、世界規模で、医療、経済、教育、社会に大きな影響を及ぼす人工知能の現状と課題について考えます。
今回ご講演いただく室山様は、NHKの科学番組のディレクター、プロデューサーとして長年活躍され、その後解説主幹としても科学技術や生命・脳科学、環境、宇宙工学などに携わってこられた方です。
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講師略歴 
・1976年NHK入局。
・「ウルトラアイ」などの科学番組ディレクター、「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」のチーフプロデューサー、解説主幹を経て、2018年定年。
・科学技術、生命・脳科学、環境、宇宙工学などを中心に論説を行い、子供向け科学番組「科学大好き土よう塾」(教育テレビ)の塾長として科学教育にも尽力した。
・モンテカルロ国際映像祭金獅子賞・放送文化基金賞・上海国際映像祭撮影賞・科学技術映像祭科学技術長官賞・橋田壽賀子賞ほか多数受賞。
・日本科学技術ジャーナリスト会議副会長。大正大学客員教授。東京都市大学特別教授。
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3.5月23日 EVF見学会 「日産自動車テクニカルセンター」 のご案内   
副理事長 深井 吉男(見学会担当)
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<日産自動車テクニカルセンター> 
機密上なかなか見られない日産自動車テクニカルセンター内のデザイン棟と実験設備が見学できます。
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実施日:5月23日(木)
訪問先:日産自動車テクニカルセンター
集 合:小田急線愛甲石田駅 9:15(日産自動車様手配のバスに乗ります)
時刻 場所
9:15 愛甲石田駅集合しバス停へ移動
9:35 日産テクニカルセンター到着
9:40〜9:55 会議室にて事業所概要のご説明
9:55〜11:00 実験設備(風洞等)見学
11:00〜12:00 デザイン棟見学
12:05〜12:25 愛甲石田バス停へ移動・解散

参加費:500円(EVFセミナー参加有無にかかわらず一律500円とさせていただきます)
申し込み締め切り:5月16日(木)
人 数:25名になり次第締め切らせていただきます。

注)見学先セキュリティの観点より同業他社現職の方の参加はご遠慮いただくようお願いいたします。

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お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
見学会申込み先:  http://www.evfjp.org/postmail_event/
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※この開催案内と同じ内容のご案内チラシを添付してございます。ご覧下さい。

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4.今月のコラム 「理系・文系ハイブリッド型人材のすすめ 」 
個人賛助会員 江勝弘
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初めまして、江(こう)と申します。珍しい苗字ですが長崎県の出身です。私は1978年に日立製作所に入社し、コンピュータ営業を担当してきました。大学では電気工学を学んだので、今でいう理系学生の「文系就職」の先駆者だったと思います。実は、高校生の時にソニー創始者のひとりである井深大さんの「理系・文系ハイブリッド型人材のすすめ」という講演を聴いて深く感動し、自分でも実践しようと考えたからです。
 「文系就職」を選んだ結果はどうだったかと言うと、企業に入れば文系・理系は、ほとんど関係なかったというのが実感です。強いて言えば、物事を数値で分かりやすく説明できる理系の能力は、営業の現場でも自らを助けてくれたかもしれません。
 昨年、経団連から日本としてソサエティ5.0の実現を目指し、社会に貢献する学生が育つために、「理系の学生は歴史と哲学を、文系の学生は数学を、それぞれもっと勉強すべし」という提言がなされました。これこそまさに理系・文系ハイブリッド型人材育成のすすめです。
来るべきAI(人工知能)全盛時代には、どこまでが倫理的に許されるかという文系的検証が必要になってきます。一方、文系的仕事にもビッグデータ解析ができるデータサイエンティストが必要になりつつあります。このように将来は、理系・文系ハイブリッド型人材が必要とされるのではないでしょうか?そして資源のない我が国が一流国を続けるために最も大事なことは、教育をおいて他に何もないはずです。「理系・文系の垣根を越えて、真に社会に役立つことを自主的に実行できるリーダ人材はどうやったら育つのか?」これが最近、私が考えていることです。

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 EVFメール通信編集長 山田和彦 
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