2019年05月15日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#147-2 2019年5月15日号

□■□■□■□■□■□■□■□■□■
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#147−2 2019年5月15日号
□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今月の目次
1.4月25日 EVFセミナー(講師:轟木 光 氏)の報告
2.プロジェクト報告
 ころころプロジェクト 

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.4月25日 EVFセミナー(講師:轟木 光 氏)の報告 
理事  冨野 文夫  
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

演 題 : 「2030年自動車産業の競争軸を考える」〜MaaS、EV、自動運転〜
*MaaSとはMobility as a serviceの略で日本語では「サービスとしての移動」と訳されます。個々人の移動を最適化するために様々な移動手段を活用し、支払い手段の一元化を含めたパッケージサービスにより利用者の利便性を高めることを言います。

講  師 : 轟木 光 様 アビームコンサルティング株式会社シニアマネージャー 
日 時 : 2019年4月25日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
news201905151.jpg
1.講師略歴:
1999年、九州工業大学大学院設計生産工学専攻 修了
同年、 日産自動車入社
    主としてR&Dにて開発及び商品投入戦略に従事、ドイツに駐在
2017年、アビームコンサルティング株式会社入社
    日本の自動車産業を中心に戦略策定、調査などコンサルティング活動に従事
現在に至る
(著書)「EV・自動運転を超えて”日本流”で勝つ‐2030年新たな競争軸とは‐」
    日経BP社(2018/6/18発売)
news201905152.jpg
2.講演概要:
世界は効率化の追求だけでなく、持続性や循環型経済を意識した構想へ変化し、デジタル化やスマートフォンの普及によって顧客の声が顕在化し、顧客は100%満足できるモノ・サービス探すようになった。こうした社会の変化はモビリティにも到来している。
自動車産業は、100年に一度の変化期に直面している。その変化を促すのが、パワートレインの電動化(環境)、自動運転(安全)、シェアリングエコノミー及びコネクテッド(顧客満足)である。この4つの内何が2030年の競争軸となるのか?下記講演概要に記述した3つの視点からご講演をいただいた。
(1)何故、EV拡大が必要なのか?+燃料電池EV(少しだけ)
・環境問題を背景に各国でCO2規制、ICE(ガソリン車)台数比率規制、ゼロエミッション車台数設定が実施される。
・EV拡大施策は、政府・地方自治体による補助金など優遇策がメインだが限界がある。
・規制対応にはEVは10〜15%の販売シェアが必要。そのためにはバッテリーへの莫大な投資が必要だが回収の見通しが立たない。また、課題も多い。
(2)完全自動運転後の世界は?
 ・自動運転技術とはドライバーをロボットに置き換えることである。さらにAI(人工知能)も必要。
・技術開発に関しては、人や他車の動き、天候などの再現性とドイツアウトバーンや日本の多信号などの極限環境の側面から今までのやり方での開発は非常に難しい。
・モノによる開発からバーチャル開発へ移行。試作車をやめてバーチャル認証になる。
・マスのモノづくりが終わり新しいモノづくりの始まりの予兆。
(3)モビリティシェアリングは4つの変化(電動化・自動運転・シェアリングエコノミー・コネクテッド)の要+MaaS
・モビリティシェアリングサービスにはカーシェアリングサービスとライドシェアリングサービスの2つのタイプが存在する。
   -カーシェアリングは自動車OEM(ダイムラー/BMWなど)の参入後着実に成長。
   -ライドシェアリングはUber及びDiDiなどにより爆発的に普及。
・モビリティシェアリングサービスが変化の要で、それを通してEVの急速な拡大や自動運転技術導入がされていき、コネクテッド技術も拡大する。
・この姿がMobility as Service (MaaS)である。
・MaaSは社会最適のための手段で、2014年にフィンランドで誕生。移動/輸送というサービスを統合し、情報・予約・決済を統合する「あらゆる人々の移動/輸送ニーズにこたえるサービス」また、これには周辺サービスが含まれる。
・未来の自動車産業は、航空産業のように車両の供給会社はグローバルで数社に集約され、部品供給はグローバルサプライヤー、エンドユーザーの窓口はMaaSプロバイダーと極めて少数の企業となる可能性がある。
news201905153.jpg
◎質疑応答も含め、詳細につきましては下記HPに掲載しております。
  https://www.evfjp.org/

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2.プロジェクト報告
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

ころころプロジェクト報告   理事 大山 敏雄

東北被災地に海岸防災林を再興しましょう!! 
  
1.現在の里親数と苗木本数(5月8日現在)        ※ころころプロジェクト−2 植樹会実績
ころころプロジェクト 里親数(名) 育苗数(本) 植樹時期 どんぐり植え付け時期
  ‐2 ※ 3名参加
(5名中) 8本
(10本中) 2018年10月5日 2016年1月前後
‐3 16 38 2019年6月22日〜23日 2017年1月前後
‐4 33 70 2020年初夏 2018年1月前後
プロジェクト総計 : 実質41名(延べ54名) 118本
 
2.今月の特記事項
◇各プロジェクト里親の皆様へは、苗木の生育状況報告と6月実施予定の植樹会への参加の可否のご連絡を依頼しました。
  ・現在まで29名の里親の方々から近況報告と参加の可否のご連絡がありました。
news201905154.png
KnkY家の元気なドングリちゃん。
 一昨年の秋に枯れたと思っていた残り1本が鉢の中で根が溢れて根伐りを繰り返したら盆栽の様になり、木の下部は小指くらい太く、背丈は20cmくらいに 育っています。

◇5月9日のプロジェクト事務局打合せで下記3点を決めました。
1)第2回植樹会は、6月22日(土)〜23日(日)に南三陸町泊浜植樹地(上方右側看板の写真参照)で行う。
2) 旅程・スケジュール、参加の再確認などの植樹会要領・最終案は、5月中に、関係の皆様にお知らせする。
今回・育苗中の里親の皆様への「苗の送り方」、「苗の現地到着日(6/20)」などのお知らせは、6/20の2週間前を目処に配信する。
3)秋の泊浜植樹地下草刈りの日程は、8月下旬と仮置きし具体案を検討する。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
5月の「セミナー」に参加される皆様へ
今月のセミナーは下記の通り23日木曜日15::30よりJR田町駅前サンシャインビル9Fで開催されます。お間違いのないようご参集願います。また、開催日まで約1週間ありますが参加をご検討の皆様は急ぎお申し込み下さい。お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
セミナーの申込み : https://www.evfjp.org/postmail_semina/

演 題 : 人工知能の光と影
講  師 : 室山 哲也 様  元NHK解説主幹、日本科学技術ジャーナリスト会議副会長、室山プロダクション代表 
日 時 : 2019年5月23日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
 〒108-0014 港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町三田口駅前)9F 
Tel.03-5730-0161 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。

5月「見学会」参加希望の皆様へ
「日産自動車テクニカルセンター」 はお陰様で定員となりました。 申し込みを締め切らせていただきます。
尚、キャンセル待ちでご要望の方は、ご希望に沿えない可能性もあることをご理解の上、下記URLより申込みをお願いいたします。
キャンセルが発生しましたら事務局より連絡させていただきます。
見学会申込み先: http://www.evfjp.org/postmail_event/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
このニュースはEVF関係者の方々にBCCでお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。https://www.evfjp.org/postmail_goiken/

EVFのホームページアドレスはhttps://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
posted by EVF会員ニュース at 00:00| 会員ニュース