2019年07月01日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#149-1 2019年7月1日号

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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#149−1 令和元年(2019年)7月1日号
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今月の目次
1.環闘言 
2.7月25日 EVFセミナーのご案内 (講師:生源寺 眞一氏) 
3.7月17日 EVF見学会 「キユーピー株式会社五霞工場」 のご案内
4.今月のコラム

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1.環闘言: 「これからの社会の在り方への一考」
正会員 小幡康雄  
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近年、幼い子供の虐待死や引き籠りによる無差別殺人、親による殺人など痛ましい事件が続いている。こうした事象を家庭の崩壊、少子高齢化、中高年引き籠りに起因する8050問題等の露呈として、近年大きな社会問題と扱い、適切に対応できていない行政の怠慢を、マスコミは興味本位に大きく取り上げている。また、年金不足問題も含め、取りあげ方が社会不安を増長しているような気がしてならない。
「人は社会的動物(ポリス的動物)である。」とはアリストテレスの言葉とされるがその意味は、「人間は絶えず自己本性の確立を目指しており、共同体をつくることでより高度な完成をはかっている」との趣旨である。近年は人間に限らず、他の動物でも社会的行動を行う事が知られてきており、犬や猿も強力なボスのもとに集団で狩りや外敵から身を守っている。自然界は非情な利己的生物の闘争であり、利己性は動物の本能とされ、共同体を形成することで生命防衛で余裕が生まれ、利他的行動(隣人愛)、道徳を育むに至ったとされる。母性愛、家族愛は種の保存、継続に重要な本能要素ではあるが、形成された共同社会のなかで実現されるものとも考えられる。
日本人の家族制度が確立したのは明治期以降であり、それ以前は武家社会(総人口の7〜8%)のみで概念が成立し、以外の庶民の多くは夫婦でもいわゆる同居人で、財産も生計も別というのが通常だったとの説もある。(女性は自由であり時代劇とは異なる。)
ネット社会の急速な発展により、実態社会と接触を極力避け、バーチャル空間のみの世界(無縁世界)に生きるオタク族が増えている。時に、社会的に現実に認知されない不満を爆発させ凶行に至る事例もあり、個人の自己本姓の確立失敗に社会が十分理解、対応できていない。18世紀のフランスでは母親が子供を直接育てるのは全体の1割程度だったとの説も有り、これは母性が乏しいというより、早くから社会共同体で育てる習慣があったためとされる。
内閣府調査によると2015年のフランスとドイツで特殊出生率は1.83対1.50(日本は1.45:人口維持に必要数は2.07)で、違いの主な要因は保育サービス、補助金等社会保障の差のほか、女性の社会進出への容認度(短い就業時間、夫の育児対応等意識)が大きく異なることにある。
日本の婚姻率が90%超えは団塊世代のみでありこれは異常値とされ、近年は女性の比率が70%台に落ちている。女性の社会進出が受け入れられつつあるものの、課題は女性の自己本姓の確立のための支援が、家庭の在り方を含め、十分に認知、確立されておらず、育児に女性の負担が変わらず過大であるためで、出生率もあがらない。
大半の女性が自己本性の確立を意識した今は「自分は食べなくても子供には」はもはや死語で自己犠牲は今後成り立たない。
80/50問題を含め、出生率を上げ、社会活力を取り戻すには、老若男女を問わず意識を変えて社会全体で支援体制を早急に整備、強化することが何より大事といえる。
                                
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2. 7月25日EVFセミナーのご案内 (講師:生源寺眞一氏) 
    理事/事務局長 山田和彦 (セミナー担当)
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演 題 : 「近未来の食料・農業と地域社会:新潮流と変わらぬ本質」
講  師 : 福島大学食農学類 教授・学類長 生源寺 眞一 様
日 時 : 2019年7月25日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町三田口駅前)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
セミナーの申込み : http://www.evfjp.org/postmail_semina/

(セミナーの概要)
 若手の新規就農者の半数近くが非農家出身となり、企業の農業参入も活発化するなど、日本の農業にはさまざまな新潮流が現れている。他方で、農業用水をめぐる共同行動など、農村社会に連綿と継承されてきた伝統も存在する。両面を視野に、近未来の食料・農業・農村のあり方について考えてみたい。

 講師の生源寺氏は農業経済学者として、長年日本の農政の在り方について研究してこられました。今回は、日本の農業を再生させるためにはどうしたらよいか、という視点を見据えてお話しいただきます。
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蛍の宿を守る会(長野県飯山市)
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食農審議会
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日経新聞「人間発見」2019年5月

講師略歴 
・1951年愛知県生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒業。農学博士。
・農林水産省農事試験場研究員・北海道農業試験場研究員を経て、1987年東京大学農学部助教授、1996年同教授。
・2011年名古屋大学農学部教授、2017年福島大学食農学類準備室教授、2019年4月から福島大学食農学類長。
・これまでに東京大学大学院農学生命科学研究科長・農学部長、日本フードシステム学会会長、農村計画学会会長、日本農業経営学会会長、日本農業経済学会会長、日本学術会議会員、食料・農業・農村政策審議会会長などを歴任。
・現在、樹恩ネットワーク理事長、中山間地域フォーラム会長、地域農政未来塾塾長など。
・近年の著書に『日本農業の真実』ちくま新書、『農業と人間』岩波現代全書、『農業と農政の視野』農林統計出版、『農業がわかると、社会のしくみが見えてくる・新版』家の光協会などがある。
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3.7月17日 EVF見学会 「キューピー株式会社五霞工場」 のご案内   
副理事長 深井 吉男(見学会担当)
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<キユーピー株式会社五霞工場> 
創業100周年を迎えたキューピーマヨネーズを見学いたします
五霞工場で1日につくられるマヨネーズは、25メートルのプール一杯分に相当します。1分間に600個のタマゴを割る割卵機が並び、、瞬時に黄身と白身に分けています。キユーピーで使用する卵は、国内で1年に生産されるタマゴの約9%になります。卵殻も100%リサイクルしています。
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実施日:7月17日(水)
訪問先:キューピー株式会社五霞工場
集 合:東武日光線南栗橋駅東口 12:50

時 刻 場 所 備 考
12:50 南栗橋駅東口集合 東部日光線
13:00 南栗橋駅発 タクシー利用 (約5分)
(南栗橋駅東口から徒歩20分)
13:10 キユーピー工場着
13:30

15:00 工場見学 (1)サラダ試食 (2)概要説明
(3)映像鑑賞  (4)製造工程の見学
当日の工場見学者が多数の為、見学の順番を変更しています。
15:30 キユーピー五霞工場発 タクシー利用 (約5分)
15:50 南栗橋駅着

参加費:500円(EVFセミナー参加有無にかかわらず一律500円とさせていただきます)
申し込み締め切り:7月10日(水)
人 数:25名になり次第締め切らせていただきます。

※この開催案内と同じ内容のご案内チラシを添付してございます。ご覧下さい。

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お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
見学会申込み先:  http://www.evfjp.org/postmail_event/
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4.今月のコラム 防災・減災・安心安全街づくりの活動に参加して
   ネット会員 久保欣一
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私が住んでいる葛飾区は、東京東部低地にあります。海抜ゼロメートル地帯が広がる江東5区は昨年8月、大洪水を想定したハザードマップと、住民に近隣県などへの事前避難を求める広域避難計画を発表。巨大台風などで荒川と江戸川が氾濫した場合、9割以上が水没し、住民約250万人の広域避難が必要になるのです。
私が会員になっている「NPOア!安全・快適街づくり」は、10数年まえから「新小岩北地区ゼロメートル市街地協議会」、を軸にして、町会,NPO、専門家、行政が大規模水害に備える活動と研究を進めていいます。子供から大人、老人まで全世代が対応で大切な「親水・侵水・まちづくり・人づくり」の問題に取り組んでいました。具体的な活動としては、毎年、小学生・中学生は、学校での校内プールを使ったゴムボート訓練、町会では、行政の許可を得て、中川、墨田川で、ゴムボートでの避難訓練を行っています。また昨年6月は、葛飾区、葛飾消防署、連合町会,NPO、企業で、ゴムボートによる合同訓練、9月には葛飾区を挙げて4000人の防災訓練(自衛隊の江戸川で千葉県側に仮架橋の渡河訓練も含む)実施し、防災・減災・安心安全のまちづくり運動に参加しています。
平成27年東日本豪雨、30年の西日本豪雨による巨大水害等から、改めて防災・減災・安心安全街づくりを考えております。
参考((親水(しんすい)とは、水や川に触れることで水や川に対する親しみを深めることである。親水公園、親水護岸)
                            
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 EVFメール通信編集長 山田和彦 
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