2019年07月15日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#149-2 2019年7月15日号

□■□■□■□■□■□■□■□■□■
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#149−2 2019年7月15日号
□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今月の目次
1.6月27日 EVFセミナー(講師:布施 玄祥氏)の報告
2.プロジェクト報告
(1)小エネプロジェクト
(2)ころころプロジェクト

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1. 6月27日EVFセミナー(講師:布施 玄祥氏)の報告 
    監事 羽岡 秀晃 
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

演 題 : 「中国一帯一路の現実は?」〜権力集中何のため〜
講  師 : 布施 玄祥 様  北京在住石油コンサルタント(拓殖大学客員教授) 
日 時 : 2019年6月27日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室



1講師略歴
1949 奈良県生まれ、小中高と大阪  1971学生時代訪中
1973 出光興産入社 (神戸大経済卒・中国経済ゼミ)主に海外(原油輸入・事業計画)と販売業務 担当
1983-87  出光・北京事務所勤務
1993-96  出光・香港勤務
1996-98  メキシコ石油輸入協議会出向
2000-2007 大連出光中聯石油 勤務
2007-2009 経産省エネ庁シンクタンク(財)石油産業活性化センター(現(財)石油エネルギー技術センター)出向
2009末 退職 北京に在住(石油エコノミストとして研究調査、経営コンサル、講座講師など)
2016 拓殖大学 「世界の中の日本」講座 客員教授 就任
〜2019 各所での講演、調査支援など多数
2019全国石油商業組合連合会上海モータ−ショウ視察にアドバイサー招請参加
   石油化学工業協会講演
*趣味:中華グルメ(ラテン&シーフードも)、車評論

2.講演概要
講師の布施氏は、元出光興産勤務で、その折3度合計13年間中国大陸に駐在(北京・香港・大連)。2009年勇退後、北京に在住し、石油エネルギーを中心とし中国経済の観察をしている。同氏には3年前にEVFセミナーで講演、今回が二度目となる。
今回のご講演では、現場感覚での中国の実態をお伝えするとともに、大きな政策である一帯一路の背景にある、一党独裁的な権力集中を成し遂げつつある政権トップに垣間見える古代からの中国意識から我が国としての対応を考えたいとのこと。例えば、バスの中のスマホで熱心に乗客が見ているのは大半がトランプが悪いと言った内容(=今後予想される経済後退は中国政府が悪いのでない)であるし、文革によっても消えなかった儒教・道教・仏教など中国人の信仰の篤さや中国の伝統を肌身感覚で伝える、などであった。
一帯一路で個別にどうこうなったという話はしない。「近き者説(よろこ)び、遠き者来(きた)る」(論語)の文脈でお話したい。中国を理解するために、出来上がった事実とその背後にある中華文明論を織り込んで中国理解を進めるというものであった。

キーワードは7つである
(1)中華文明と四書五経 中国を知る手掛かりであろう
(2)中国の夢 宋の時代は世界の60%GDPシェアーであった。しかも、人口は50百万人(鎌倉時代の日本は7.5百万人)漢族の作った最強の国への復帰をイメージしている。
(3)一帯一路 BRICS+上海協力機構+中国アフリカ会議+AIIB
(4)海洋大国 軍事化 (牛の舌+真珠の首飾り)
(5)中国製造25 AIを活かしたインダストリアル4.0
(6)中国独特の社会主義
(7)「徳」を説く習近平主席
 
講演内容のレポートは、(5)(6)(7)の項目については別途項目を設けずに、全体の中で消化した。
以上、講演は120分近くに及んで活発な質疑応答で終えた。

◎質疑応答も含め、詳細につきましては下記HPに掲載しております。
  https://www.evfjp.org/

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2.プロジェクト報告
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

(1)小エネプロジェクト報告 /すみだ環境フェアーに出展  理事 立花 賢一

すみだ環境フェアー2019へ参加しました
   
・今年で6回目の出展となる「すみだ環境フェア2019」に参加しました。
・今年も「エコって楽しい!来て・見て・体験“未来のためにできること”」をテーマに、環境について考えるきっかけとなるよう、24団体が出展しました。
・この環境フェアは、以前から実施していた「トンボフェア」と「グリーンフェア」を統合し、平成19年度から環境団体、区内事業者及び環境担当職員で構成する実行委員会を組織して「すみだ環境フェア」として開始したものです。
・EVFのブースでは、5枚のパネル展示と “人力発電自転車を体験してエネルギーを知ろう!”ということで、発電自転車に挑戦してもらいました。
・雨降りの2日間(6/29・6/30)でしたが、このブースの来場者は600名ほどで、大人、子供、男女ほぼ同数の方に発電自転車を体験してもらいました。
・発電認定証を獲得した人は、29日で77名、30日は110名でした。
・今回は表示部の小さいピーク電力系からリアル性・演出性・機能の拡張したものを開発し、30秒間の発電量をモニターに連続グラフ表示し可視化しました。
・30秒間漕ぎ終わると瞬時の最高の電力値、30秒間の平均電力値と仕事量が数値で表示されます。
・前回までは瞬時の最高の電力値で発電認定証の記録としてきましたが、30秒間の平均電力値に変更しました。
・30秒間の平均電力値の最高記録は大人の男子で285.5W、女子で177.8W、子供の男子で64.7W、女子で56.3W、81歳の後期高齢者で51.7 Wでした。
特筆すべきは、93歳の高齢者が体験に参加し25.7 Wの記録を達成したことです。
・今回は、93歳の高齢者から6歳の子供までの幅広い層が、人力発電自転車を30秒間漕ぐのは大変だなと体感されたようです。

(2)ころころプロジェクト報告 /第2回植樹会を行いました  正会員 小栗 武治
東北に海岸防災林を再興しましょう!!  
ころころプロジェクト報告/泊浜第2回植樹会

今回も泊浜契約会顧問高橋才次郎氏ほか地元2名の方々の絶大な支援を得て、EVF側参加者9名で第2回植樹会を実施しました。
1.第2回植樹会実施結果
 (1)日時  : 2019年6月21日(金)〜23日(日)
          先発隊:5名 (PJ事務局:奥野、小栗、冨野、浜田、三嶋)
          植樹本隊 :4名 (工藤、高橋、深井、山田、)
 (2)植樹地 : 宮城県南三陸町泊浜 (泊浜契約会顧問;高橋才次郎氏の所有山林)
 (3)対象苗木: PJ2の2本、PJ3の36本、PJ4の10本 (合計48本)
 (4)植樹実施状況
  植樹会22日の天候が雨模様との予報があったため、先発隊が前日21日に30本強の苗木を先行植樹し、本体合流後の22日に残数を植樹しました。苗木の直ぐ側に目印の標柱を打ち込み、里親の名前と所属PJ名および植樹年月を記したタグを標柱に取り付けました。(6−1の写真参照)

2.東日本大地震体験談の学習
  高橋才次郎氏から東日本大震災時の泊浜地区での対応状況について以下のようなお話を伺いました。
 ・災害への対応はその地域社会の自覚、対応体制作り、センター機能(リーダー)の所在、たゆまない対応訓練が最重要。
 ・泊浜地区では住民約550名の顔や各家庭の人員状況を日ごろから把握しているため、震災時も避難状況をすぐに把握でき、問題への対応も迅速にできた。泊浜地区ではコミュニティーが確立しているからこれらのことが出来たと思う。
 ・避難の次の大問題は食料の確保。次の問題はトイレの確保。畑地に順次穴を掘ってトイレにしたり、下水放流管を利用した直流式の仮設トイレを作るなどの工夫をした。
・神様が50年に一度津波を起こし、人間が長年海底に溜めたヘドロやゴミ芥を「整理・整頓」してくれているとでも思わないとやり切れない。

3.津波避難学習体験会についての相談と泊浜魚港での実地見聞
  上記の体験談を聞く中で高橋氏に津波避難学習体験会の実施を打診しました。
  浜田氏が個人の避難学習体験の有用性について力説し、体験の必要性を説きながらお願いして了承して頂きました。
そして22日午後泊浜漁港にて高橋氏から津波の到達状況の説明、および高台の避難場所3カ所への避難通路の説明がありました。今年8月の下草刈り時に実際に避難学習体験会リハーサルを行い、来年の第3回植樹会参加者に津波避難学習体験会を実施する計画です。(6−3の写真参照) 

4.津波被災地の現地見学
  被災地の現地見学を行ない、津波のすさまじさを実感しました。(6−2の写真参照)

5.今後の課題
   ・8月予定の「下草刈り会」の具体的計画内容の詰め
   ・同「下草刈り会」に実施する津波避難学習体験リハーサルの具体的計画作り
   ・「下草刈り会」を含めた年間支出の見通し

6.写真集
 6−1植樹会 
  植えこんだ苗木の横に標柱を立て、里親の名前とプロジェクト数を記したタグを標柱に取り付け、全ての苗木について記録写真を撮影しました。 

6−2被災地の訪問・見学
      
多くの児童や職員が犠牲   志津川地区古寺大雄寺:  海岸に面する志津川地区荒沢神社:
になった大川小学校の跡地: 階段の上の山門の所まで  ご神体の数センチの所まで津波が
慰霊碑に合掌し冥福を祈り  津波が来たという       来たという
ました
             
  6‐3 泊浜での避難路実地見学
          
泊浜漁港の状況説明     津波襲来高さの説明       避難路入り口

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
7月の「セミナー」に参加される皆様へ
今月のセミナーは下記の通り25日木曜日15::30よりJR田町駅前サンシャインビル9Fで開催いたします。
演 題 : 「近未来の食料・農業と地域社会:新潮流と変わらぬ本質」
講  師 : 福島大学食農学類 教授・学類長 生源寺 眞一 様
日 時 : 2019年7月25日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町駅前三田口正面)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
尚、セミナー参加を希望される方は下記のURLをクリックして必要事項を記入の上送信してお申し込みください。
セミナーの申込み : https://www.evfjp.org/postmail_semina/

7月の「見学会」に参加申込みをされている皆様へ
明後日7月17日(水)、キユーピー株式会社五霞工場見学会の集合は、東武日光線南栗橋駅東口 12:50です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
このニュースはEVF関係者の方々にBCCでお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。https://www.evfjp.org/postmail_goiken/index.html
VFのホームページアドレスはhttps://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


posted by EVF会員ニュース at 00:00| 日記