2019年10月27日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#152-2 2019年10月15日号

□■□■□■□■□■□■□■□■□■
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#152−2 2019年10月15日号
□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今月の目次
1.9月26日 EVFセミナー(講師:橘川武郎 氏) の報告
2.9月26日 EVF見学会 「ホテルニューオータニ(東京)」 の報告

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.9月26日EVFセミナー(講師:橘川 武郎 氏) の報告 
正会員 三嶋 明  
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

演 題 : 「エネルギー・ミックスの問題点―再生エネルギー主力電源化への道一」
講  師 : 橘川 武郎 様 東京理科大学大学院経営学研究科教授。東京大学、一橋大学名誉教授
日 時 : 2019年9月26日(木) 15:40〜17:42
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室

講師略歴(詳細はHPをご覧下さい): 
・1951年生まれ。和歌山県出身。
・1983年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。同年青山学院大学経営学部専任講師。
・2015年より現職。東京大学・一橋大学名誉教授。総合資源エネルギー調査会委員。前経営史学会会長(在任期間2013〜16年)。

講演概要:
講師は、長年携わってこられたエネルギー産業論の立場から再生可能エネルギーを主力電源とするためにはどうすればよいかについてお話し頂いた。

人類が直面する2つの危機/飢餓・地球温暖化を同時に解決することの困難性、そしてその答えは、「省エネルギー」と「ゼロエミッション」しかない。

「省エネ」は、大幅な拡充を前提に、送変電網も含め技術的・制度的ネックを一つ一つ克服する必要がある。

原子力発電所原子炉は、3、11時点での合計57基の内、廃炉決定の21基があり、少なくともその送電線が余る勘定となる。又2030年想定の政府の電源構成案、原子力20〜22%の実現は難しい。

電力業界には3つのビジネスモデルがあり、「分散型電源・ネットワーク重視型」経営が中心になれば、この業界に将来はある。

再生可能エネルギーのコストダウンには、2つの方法がある。(1)Power to Heat(電気を熱で調節)、(2)再生エネを再生エネで調整、共に電力会社自身がやれば、ビジネスモデルとして可能性がある。

第5次エネルギー基本計画の問題点は、(1)元々の15年策定のミックスに問題があり(原子力が高すぎ、再エネが低すぎる)、(2)最近の変化を反映していない、(3)「総合資源エネルギー庁エネルギー情勢懇談会」の2050年見通しと平仄が合わない。

2030年度の電源構成案(橘川案)は、現行計画と比較すると、LNG:33%(+6%)、再エネ:30%(+6〜8%)、原子力:15%(△5〜7%)、石炭 :19%(△7%)。

エネルギー事業者の未来は、「熱を制した者」「分散型を制した者」「再生エネ主力電源化に真剣に取り組んだ者」が生き残る。

独り言:
セミナーのあった9/26の3日前、国連の「気候変動サミット」に若者の代表が登壇し、「失敗したら我々は許さない」「あなたたちはお金と経済成長の話ばかりしている」と警告しました。丁度それを受けたかのように、本講演の1ページ目、誠に小気味よいスタートとなりました。それは、「人類が直面する2つの危機」/「飢餓」と「地球温暖化」を同時に解決する困難性を説いていました。

その若者のメッセージは勇敢で誠に新鮮ですが、一方、かつてのNHKの「おしん」が発展途上国で好評だったのは、「貧困」がキーワードでした。この講演は、この二律背反の問題の解決への糸口を示唆してくれました。

◎質疑応答も含め、詳細につきましてはHPに掲載いたします。
  http://www.evfjp.org/

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2.9月26日 EVF見学会 「ホテルニューオータニ(東京)」 の報告   
副理事長 深井 吉男(見学会担当)
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

<ホテルニューオータニ(東京)>
“お客様と、環境と、どちらも大切にできるホテルへ“とのコンセプトで積極的に環境に対応しているホテルを見学させていただきました。
ホテルにある数多くの厨房から出る生ごみの全てをコンポストプラントで乾燥発酵し、有機堆肥にして契約農家で野菜などの食材栽培に使用しています。収穫された食材はニューオータニの従業員食堂に供給されています。
更に厨房から出る排水も中水造水プラントで綺麗にされ、ホテル内で再利用されています。

米国ヒバの木で作られた木製受水槽、ガスタービン発電機のコジェネレーションシステムを見学し、綺麗なビオトープガーデンで記念撮影して解散しました。
ホテルニューオータニのポリシーとしての環境対応に大いに共感した半日でした。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
10月の「セミナー」に参加される皆様へ
今月のセミナーは下記の通り24日木曜日15:30よりJR田町駅前サンシャインビル9Fで開催いたします。
演 題 : 「津波リスクと可動型防波堤による減災〜南海トラフ地震津波に備えて〜」
講  師 : 平石 哲也 様 京都大学防災研究所 教授
日 時 : 2019年10月24日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町駅前三田口正面)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
尚、セミナー参加を希望される方は下記のURLをクリックして必要事項を記入の上送信してお申し込みください。
セミナーの申込み : https://www.evfjp.org/postmail_semina/

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

■ 今月のプロジェクト報告はありません。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
このニュースはEVF関係者の方々にBCCでお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。https://www.evfjp.org/postmail_goiken/

EVFのホームページアドレスはhttps://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
posted by EVF会員ニュース at 11:00| Comment(0) | 日記

2019年09月15日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#151-2 2019年9月15日号

□■□■□■□■□■□■□■□■□■
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#151−2 2019年9月15日号
□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今月の目次
1.8月22日 EVFセミナー(講師:圓山博嗣氏)の報告
2.プロジェクト報告
ころころプロジェクト

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.8月22日EVFセミナー(講師:圓山博嗣氏)の報告 
正会員 佐藤 孝靖  
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

演 題 : 「グリーンスローモビリティ(GSM)の価値と将来展望」
講 師 ; 圓山 博嗣 様 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 交通環境対策部長
日 時 : 2019年8月22日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室

講師略歴: 
1979年3月 早稲田大学 機械工学 学士課程修了
(職歴)
1979年4月 日産自動車株式会社 入社
1993年1月 同 エンジン実験課 課長
1995年7月 米国 日産リサーチ&デベロップメント会社 出向管理職
1999年7月 日産工機株式会社 出向管理職
2001年4月 日産自動車パワートレイン実験部 主管
2005年4月 同 パワートレイン実験部 部長
2008年4月 同 パワートレイン品質監査室 室長
2009年4月 同 環境・安全技術渉外部 担当部長
2015年4月 同 グローバル技術渉外部(改称) 担当部長
2016年7月 公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団 調査役
2017年4月 同 現職
(外部組織)
2009年7月〜2016年6月 日本自動車工業会 環境委員会温暖化対策検討会 主査



講演概要:
講師は日産自動車で主にパワートレイン開発を担当されていたが、2009年に自工会温暖化対策検討会主査に就任され、CO2対策の総合的アプローチを提唱、2016年からは交通エコロジー・モビリティ財団(略称:エコモ財団)に転職されて多くの交通環境対策事業を推進中です。
セミナーはエコモ財団の紹介から始まり、高齢化する地域社会において公共交通の“衰退”による移動困難の高まりに対処する打開策の一つとして、グリーンスローモビリティ(GSM)の可能性に着目し、その普及推進に向けた調査・研究のご説明をいただきました。GSMとは電動車両で、スピードは20Km/h未満、定員4人以上の車のことで、低床で屋根が高く、手すりはあるがドアはなく、座高が高いため高齢者が乗降しやすいという利便性がある。
目標のGSMは自家用車よりも公共交通の手段に重きを置いて開発されつつあります。
講演の最後に、豊島区が池袋地区の再開発を機に、4つの公園を周遊する新しい乗り物を今年中に運行する(立席を含めて27人乗りのマイクロバス、シンクトゥギャザーのe-COM10)ニュースの紹介があり、実現したら一度試乗してみたらいかが、という話で締めくくられました。



◎質疑応答も含め、詳細につきましてはHPに掲載いたしております。
  http://www.evfjp.org/

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2.プロジェクト報告
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

■ ころころプロジェクト報告 /植樹地維持会を開催しました  理事 浜田 英外

東北被災地に海岸防災林を再興しましょう!! 

ころころプロジェクト報告/泊浜第1回植樹地維持会

これまでに行ってきた植樹会活動を受けて、第1回植樹地維持会(下草木刈り)を実施しました。
1.第1回植樹地維持会実施結果
 (1)日時  :2019年8月26日(月)〜27日(火)
         本隊:9名(和田理事長、深井副理事長、野口副理事長、羽岡監事、佐藤正会員 PJ事務局:奥野、冨野、三嶋、浜田)          
 (2)植樹地 : 宮城県南三陸町泊浜 (高橋才二郎氏の所有山林)
 (3)対象苗木: PJ2の9本、PJ3の35本、PJ4の11本(合計55本)
 (4)植林地維持活動の実施状況
26日高倉荘近くの植樹地で参加者9名は植樹地維持活動としての下草木刈りを行った。今回は高橋才二郎氏のご協力の下、全員参加で効率的に下草木刈りや邪魔になっていた倒木の除去などの作業を精力的に行い、予定通り植樹地維持活動を実行した。更に事務局の奥野と三嶋は苗木の成長状況チェックと写真撮影を行い、苗木の成長記録として残す作業を行った。

2.津波避難学習プログラムのリハーサル
来年の植樹会時に行う予定の津波避難学習の実施に向けて、リハーサルを行った。
津波避難学習のマニュアルを配布し、担当を下記のように決定した。
・スタート地点記録係:深井、ゴール地点記録係:冨野、学習者1/2/3:和田、野口、羽岡
・第1段階で、リーダーが学習全体、注意事項の説明をし、全員でゴール地点の泊浜生活センターに行き、ゴール記録係以外は避難路を確認しながらスタート地点にまで行った。
・第2段階で、スタート地点記録係の掛け声を基に、学習者は一人ずつ他人に頼らず、ゴール地点までの津波避難歩行を行い、ゴール地点記録係が避難時間を計測した。
・第3段階で、反省会を兼ねた認定式を行った。
・今回のリハーサルの反省点は、「津波避難の時間の測定が手順通りにできなかったこと」と「津波避難学習の有用性を認めてもらってその裾野を広げて行くのかがまだ不十分である点」でした。

3.高橋才二郎氏からのお話し
26日のどんぐり植樹地で作業中と夕食後に高橋氏から下記のようなお話しを伺った。
・今年6月に行った植樹は、その後に雨が多く降ったことからドングリの根付きがとても良かった。植樹時期は6月頃で良かったと思う。
・下草木刈りは、雑草の成長具合によって(特に夏場は)毎月の頻度で行うことが必要かもしれない。その度にEVFから複数人の作業部隊を出すのは大変であろうから、年に何回(1〜2回)かは、泊浜側で何人(1〜3名程度の感触)かを出すような協力をすることは可能である。ということから、EVFからの現地植樹会及び作業会の開催を年に2〜3回程度に抑えるようにすることもできると思う。
・今後は、PJの計画に沿ったドングリ林ができるように、そしてEVFメンバーの負担(肉体的・経済的)も重くならないように、高橋さんの提案を前向きに考えてPJ活動を最適化していくことが重要と感じられた。

4.津波被災地の現地見学
・石巻市立大川小学校跡の見学:
27日に7名は、児童74名と職員10名が津波の犠牲になった旧大川小学校跡を見学した。今回の参加者の中には複数回現地を訪れた者もいたが、全員悲惨な出来事と跡地の状況に息をのみ、犠牲者の追悼碑にお参りし冥福を祈った。
津波避難学習プログラムを今後実施する時は、このような被災地を事前に見学してから津波避難学習プログラムを実施すると、より緊迫感が高まって学習意欲を向上させるように感じられた。今後の実施時に役立てたい。
   
5.今後の課題
・「植樹地維持会」活動の来年以降どのような具体的計画で進めるかの詰め
・来年の「植樹会」時に実施する津波避難学習の計画最終化
・来年以降の「植樹地維持会」活動を含めた年間支出の見通し

6.写真集
 6−1植樹地維持活動 
      
植樹地維持活動参加者            植樹地維持活動実施状況
        
  6‐2 泊浜での津波避難学習プログラムのリハーサル
       
プログラムのスタート地点とゴール地点      第1号認定者の認定式(アーク牧場にて)

 6−3被災地の訪問・見学
      
大川小学校の跡地での追悼         大川小学校周辺の被災前写真と避難ルート
   
6−4 被災地復興支援の一部としての現地の魅力度調査
    
高倉荘の夕食風景                景勝地「神割崎」の見学


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
9月の「セミナー」に参加される皆様へ
今月のセミナーは下記の通り26日木曜日15:40よりJR田町駅前サンシャインビル9Fで開催いたします。
演 題 : 「エネルギー・ミックスの問題点―再生エネルギー主力電源化への道―」 
講  師 : 橘川 武郎 様 東京理科大学大学院経営学研究科教授。東京大学、一橋大学名誉教授
日 時 : 2019年9月26日(木) 15:40〜17:40 (開催時間が通常より10分遅くなります)
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町駅前三田口正面)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
尚、セミナー参加を希望される方は下記のURLをクリックして必要事項を記入の上送信してお申し込みください。
セミナーの申込み : https://www.evfjp.org/postmail_semina/

9月の「見学会」に参加される皆様へ
今月の見学会は下記の通り26日木曜日午前中にホテルニューオータニを見学いたします。集合場所、時間などご確認の上ご集合ください。
実施日:9月26日(木) 9:45〜11:00
訪問先:ホテルニューオータニ(東京)https://www.newotani.co.jp/tokyo/access/#c6361
集 合:ニューオータニ ガーデンコート1階アトリウムチャペル 9:45
201909151.png
参加費:500円(EVFセミナー参加有無にかかわらず一律500円とさせていただきます)
お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
見学会申込み先:  http://www.evfjp.org/postmail_event/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
posted by EVF会員ニュース at 00:00| 日記

2019年07月15日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#149-2 2019年7月15日号

□■□■□■□■□■□■□■□■□■
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#149−2 2019年7月15日号
□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今月の目次
1.6月27日 EVFセミナー(講師:布施 玄祥氏)の報告
2.プロジェクト報告
(1)小エネプロジェクト
(2)ころころプロジェクト

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1. 6月27日EVFセミナー(講師:布施 玄祥氏)の報告 
    監事 羽岡 秀晃 
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

演 題 : 「中国一帯一路の現実は?」〜権力集中何のため〜
講  師 : 布施 玄祥 様  北京在住石油コンサルタント(拓殖大学客員教授) 
日 時 : 2019年6月27日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室



1講師略歴
1949 奈良県生まれ、小中高と大阪  1971学生時代訪中
1973 出光興産入社 (神戸大経済卒・中国経済ゼミ)主に海外(原油輸入・事業計画)と販売業務 担当
1983-87  出光・北京事務所勤務
1993-96  出光・香港勤務
1996-98  メキシコ石油輸入協議会出向
2000-2007 大連出光中聯石油 勤務
2007-2009 経産省エネ庁シンクタンク(財)石油産業活性化センター(現(財)石油エネルギー技術センター)出向
2009末 退職 北京に在住(石油エコノミストとして研究調査、経営コンサル、講座講師など)
2016 拓殖大学 「世界の中の日本」講座 客員教授 就任
〜2019 各所での講演、調査支援など多数
2019全国石油商業組合連合会上海モータ−ショウ視察にアドバイサー招請参加
   石油化学工業協会講演
*趣味:中華グルメ(ラテン&シーフードも)、車評論

2.講演概要
講師の布施氏は、元出光興産勤務で、その折3度合計13年間中国大陸に駐在(北京・香港・大連)。2009年勇退後、北京に在住し、石油エネルギーを中心とし中国経済の観察をしている。同氏には3年前にEVFセミナーで講演、今回が二度目となる。
今回のご講演では、現場感覚での中国の実態をお伝えするとともに、大きな政策である一帯一路の背景にある、一党独裁的な権力集中を成し遂げつつある政権トップに垣間見える古代からの中国意識から我が国としての対応を考えたいとのこと。例えば、バスの中のスマホで熱心に乗客が見ているのは大半がトランプが悪いと言った内容(=今後予想される経済後退は中国政府が悪いのでない)であるし、文革によっても消えなかった儒教・道教・仏教など中国人の信仰の篤さや中国の伝統を肌身感覚で伝える、などであった。
一帯一路で個別にどうこうなったという話はしない。「近き者説(よろこ)び、遠き者来(きた)る」(論語)の文脈でお話したい。中国を理解するために、出来上がった事実とその背後にある中華文明論を織り込んで中国理解を進めるというものであった。

キーワードは7つである
(1)中華文明と四書五経 中国を知る手掛かりであろう
(2)中国の夢 宋の時代は世界の60%GDPシェアーであった。しかも、人口は50百万人(鎌倉時代の日本は7.5百万人)漢族の作った最強の国への復帰をイメージしている。
(3)一帯一路 BRICS+上海協力機構+中国アフリカ会議+AIIB
(4)海洋大国 軍事化 (牛の舌+真珠の首飾り)
(5)中国製造25 AIを活かしたインダストリアル4.0
(6)中国独特の社会主義
(7)「徳」を説く習近平主席
 
講演内容のレポートは、(5)(6)(7)の項目については別途項目を設けずに、全体の中で消化した。
以上、講演は120分近くに及んで活発な質疑応答で終えた。

◎質疑応答も含め、詳細につきましては下記HPに掲載しております。
  https://www.evfjp.org/

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2.プロジェクト報告
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

(1)小エネプロジェクト報告 /すみだ環境フェアーに出展  理事 立花 賢一

すみだ環境フェアー2019へ参加しました
   
・今年で6回目の出展となる「すみだ環境フェア2019」に参加しました。
・今年も「エコって楽しい!来て・見て・体験“未来のためにできること”」をテーマに、環境について考えるきっかけとなるよう、24団体が出展しました。
・この環境フェアは、以前から実施していた「トンボフェア」と「グリーンフェア」を統合し、平成19年度から環境団体、区内事業者及び環境担当職員で構成する実行委員会を組織して「すみだ環境フェア」として開始したものです。
・EVFのブースでは、5枚のパネル展示と “人力発電自転車を体験してエネルギーを知ろう!”ということで、発電自転車に挑戦してもらいました。
・雨降りの2日間(6/29・6/30)でしたが、このブースの来場者は600名ほどで、大人、子供、男女ほぼ同数の方に発電自転車を体験してもらいました。
・発電認定証を獲得した人は、29日で77名、30日は110名でした。
・今回は表示部の小さいピーク電力系からリアル性・演出性・機能の拡張したものを開発し、30秒間の発電量をモニターに連続グラフ表示し可視化しました。
・30秒間漕ぎ終わると瞬時の最高の電力値、30秒間の平均電力値と仕事量が数値で表示されます。
・前回までは瞬時の最高の電力値で発電認定証の記録としてきましたが、30秒間の平均電力値に変更しました。
・30秒間の平均電力値の最高記録は大人の男子で285.5W、女子で177.8W、子供の男子で64.7W、女子で56.3W、81歳の後期高齢者で51.7 Wでした。
特筆すべきは、93歳の高齢者が体験に参加し25.7 Wの記録を達成したことです。
・今回は、93歳の高齢者から6歳の子供までの幅広い層が、人力発電自転車を30秒間漕ぐのは大変だなと体感されたようです。

(2)ころころプロジェクト報告 /第2回植樹会を行いました  正会員 小栗 武治
東北に海岸防災林を再興しましょう!!  
ころころプロジェクト報告/泊浜第2回植樹会

今回も泊浜契約会顧問高橋才次郎氏ほか地元2名の方々の絶大な支援を得て、EVF側参加者9名で第2回植樹会を実施しました。
1.第2回植樹会実施結果
 (1)日時  : 2019年6月21日(金)〜23日(日)
          先発隊:5名 (PJ事務局:奥野、小栗、冨野、浜田、三嶋)
          植樹本隊 :4名 (工藤、高橋、深井、山田、)
 (2)植樹地 : 宮城県南三陸町泊浜 (泊浜契約会顧問;高橋才次郎氏の所有山林)
 (3)対象苗木: PJ2の2本、PJ3の36本、PJ4の10本 (合計48本)
 (4)植樹実施状況
  植樹会22日の天候が雨模様との予報があったため、先発隊が前日21日に30本強の苗木を先行植樹し、本体合流後の22日に残数を植樹しました。苗木の直ぐ側に目印の標柱を打ち込み、里親の名前と所属PJ名および植樹年月を記したタグを標柱に取り付けました。(6−1の写真参照)

2.東日本大地震体験談の学習
  高橋才次郎氏から東日本大震災時の泊浜地区での対応状況について以下のようなお話を伺いました。
 ・災害への対応はその地域社会の自覚、対応体制作り、センター機能(リーダー)の所在、たゆまない対応訓練が最重要。
 ・泊浜地区では住民約550名の顔や各家庭の人員状況を日ごろから把握しているため、震災時も避難状況をすぐに把握でき、問題への対応も迅速にできた。泊浜地区ではコミュニティーが確立しているからこれらのことが出来たと思う。
 ・避難の次の大問題は食料の確保。次の問題はトイレの確保。畑地に順次穴を掘ってトイレにしたり、下水放流管を利用した直流式の仮設トイレを作るなどの工夫をした。
・神様が50年に一度津波を起こし、人間が長年海底に溜めたヘドロやゴミ芥を「整理・整頓」してくれているとでも思わないとやり切れない。

3.津波避難学習体験会についての相談と泊浜魚港での実地見聞
  上記の体験談を聞く中で高橋氏に津波避難学習体験会の実施を打診しました。
  浜田氏が個人の避難学習体験の有用性について力説し、体験の必要性を説きながらお願いして了承して頂きました。
そして22日午後泊浜漁港にて高橋氏から津波の到達状況の説明、および高台の避難場所3カ所への避難通路の説明がありました。今年8月の下草刈り時に実際に避難学習体験会リハーサルを行い、来年の第3回植樹会参加者に津波避難学習体験会を実施する計画です。(6−3の写真参照) 

4.津波被災地の現地見学
  被災地の現地見学を行ない、津波のすさまじさを実感しました。(6−2の写真参照)

5.今後の課題
   ・8月予定の「下草刈り会」の具体的計画内容の詰め
   ・同「下草刈り会」に実施する津波避難学習体験リハーサルの具体的計画作り
   ・「下草刈り会」を含めた年間支出の見通し

6.写真集
 6−1植樹会 
  植えこんだ苗木の横に標柱を立て、里親の名前とプロジェクト数を記したタグを標柱に取り付け、全ての苗木について記録写真を撮影しました。 

6−2被災地の訪問・見学
      
多くの児童や職員が犠牲   志津川地区古寺大雄寺:  海岸に面する志津川地区荒沢神社:
になった大川小学校の跡地: 階段の上の山門の所まで  ご神体の数センチの所まで津波が
慰霊碑に合掌し冥福を祈り  津波が来たという       来たという
ました
             
  6‐3 泊浜での避難路実地見学
          
泊浜漁港の状況説明     津波襲来高さの説明       避難路入り口

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
7月の「セミナー」に参加される皆様へ
今月のセミナーは下記の通り25日木曜日15::30よりJR田町駅前サンシャインビル9Fで開催いたします。
演 題 : 「近未来の食料・農業と地域社会:新潮流と変わらぬ本質」
講  師 : 福島大学食農学類 教授・学類長 生源寺 眞一 様
日 時 : 2019年7月25日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町駅前三田口正面)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
尚、セミナー参加を希望される方は下記のURLをクリックして必要事項を記入の上送信してお申し込みください。
セミナーの申込み : https://www.evfjp.org/postmail_semina/

7月の「見学会」に参加申込みをされている皆様へ
明後日7月17日(水)、キユーピー株式会社五霞工場見学会の集合は、東武日光線南栗橋駅東口 12:50です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
このニュースはEVF関係者の方々にBCCでお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。https://www.evfjp.org/postmail_goiken/index.html
VFのホームページアドレスはhttps://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


posted by EVF会員ニュース at 00:00| 日記