2019年08月15日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#150-2 2019年8月15日号

□■□■□■□■□■□■□■□■□■
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#150−2 2019年8月15日号
□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今月の目次
1.7月25日 EVFセミナー(講師:生源寺 眞一氏)の報告
2.7月17日 EVF見学会(キユーピー株式会社五霞工場)の報告
3.プロジェクト報告
(1)ころころプロジェクト
(2)近未来モビリティ研究会

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1. 7月25日EVFセミナー (講師:生源寺眞一氏) の報告
    理事 大山 敏雄  
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

演 題 : 「近未来の食料・農業と地域社会:新潮流と変わらぬ本質」
講 師 : 福島大学食農学類 教授・学類長 生源寺 眞一 様
日 時 : 2019年7月25日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
news201908151.jpg
1.講師略歴 
・1951年愛知県生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒業。農学博士。
・農林水産省農事試験場研究員・北海道農業試験場研究員を経て、1987年東京大学農学部助教授、1996年同教授。
・2011年名古屋大学農学部教授、2017年福島大学食農学類準備室教授、2019年4月から福島大学食農学類長。
・これまでに東京大学大学院農学生命科学研究科長・農学部長、日本フードシステム学会会長、農村計画学会会長、日本農業経営学会会長、日本農業経済学会会長、日本学術会議会員、食料・農業・農村政策審議会会長などを歴任。
・現在、樹恩ネットワーク理事長、中山間地域フォーラム会長、地域農政未来塾塾長など。
・近年の著書に『日本農業の真実』ちくま新書、『農業と人間』岩波現代全書、『農業と農政の視野』農林統計出版、『農業がわかると、社会のしくみが見えてくる・新版』家の光協会などがある。
news201908152.jpg
2.セミナーの概要
講師の生源寺氏は農業経済学者として、長年日本の農政の在り方について研究してこられ、日本の農業を再生させるためにはどうしたらよいか、という視点を見据えてお話しいただきました。
若手の新規就農者の半数近くが非農家出身となり、企業の農業参入も活発化するなど、日本の農業にはさまざまな新潮流が現れている。他方で、農業用水をめぐる共同行動など、農村社会に連綿と継承されてきた伝統も存在する。両面を視野に、近未来の食料・農業・農村のあり方について、日本の農業を再生させるためにはどうしたらよいか、幅広い知識・情報を踏まえて話しいただきました。

(1)経済成長と食生活の変化
(2)存在感を増した食品産業
(3)一律に論じられない日本の農業
(4)農業経営の新潮流
(5)地域の共同行動は文化遺産
(6)農村空間の特色を生かす
news201908153.jpg
◎質疑応答も含め、詳細につきましては下記HPに掲載いたします。
  https://www.evfjp.org/

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2.7月17日 EVF見学会 「キューピー株式会社五霞工場」 の報告   
副理事長 深井 吉男(見学会担当)
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
news201908154.jpgnews201908155.jpg
<キューピー株式会社五霞工場> 
7月17日に創業100周年を迎えたキューピーマヨネーズ五霞工場を見学してきました。茨城県猿島郡五霞町にある五霞工場は主にマヨネーズを生産しています。初めに工場概要を説明いただき、社是の“楽業偕悦(らくぎょうかいえつ)” (志を同じくする人が、仕事を楽しみ、困難や苦しみを分かち合いながら悦びをともにする、という考え方)を紹介いただきました。
その後、さすが食品工場だけあってとても清潔な工場を見学させていただき、ものすごいスピードでマヨネーズが出来ていく様に見とれていました。特に一分間に600個の卵を割って、黄身と白身に分ける割卵機は圧巻でした。サラダで各種ドレッシングを味わったり、お土産にタルタルソースをいただき、加えてキューピー商品購入して大満足で帰路につきました。
news201908156.jpg
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
3.プロジェクト報告
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
(1)ころころプロジェクト報告 /植樹地維持会を開催します  理事 奥野 政博
東北被災地に海岸防災林を再興しましょう!! 
1.現在事務局で把握している里親数と苗木本数(8月10日現在)
表中青字:第1回植樹会(2018.10.05)実績
表中赤字:第2回植樹会(2019.06.22)実績
里帰り/里親数(名) 里帰り/育苗数(本) 植樹時期 どんぐり植付け時期
プロジェクト‐2 2+3/5  2+7/9  2018年10月 2016年1月前後
プロジェクト‐3 15/17  35/38  2019年06月 2017年1月前後
プロジェクト‐4 5/33  11/68  2020年初夏 2018年1月前後
プロジェクト総計:41名(延べ55名) 115本

2.7月以降の動き
◇7月7日(日)〜8日(月)PJ−2のどんぐり採集にご協力いただいたNPO法人新現役ネット「泊浜結いの会支援ツアー」による泊浜植樹地視察
 ・昨秋10月および今夏6月に植樹した苗木55本がシッカリ根付けし、新芽も確認された。
 ※新現役ネットブログ http://tokyoblog.shingeneki.com/entry/2019/07/17/175007 参照
◇事務局打合せ:7月11日(木)
・従来の下草木刈り会などの呼称を今後、「泊浜植樹地維持会」に呼称統一。「泊浜植樹会」はそのまま。
 ・第2回泊浜植樹会(6/22〜23)実施報告内容の確認ほか。
◇事務局打合せ:7月24日(水)
 ・「泊浜植樹地維持会計画素案」の見直し・検討。
 ・8月度理事会(8/8)で実施計画説明・了承後、各プロジェクト里親へ苗木生育状況連絡お願いと併せて「泊浜植樹地維持会」の案内をメール配信。

3.令和元年南三陸町泊浜植樹地維持会実施計画概要
  ・8/26(月)11時20分、東北新幹線「くりこま高原駅」集合。
植樹地到着後、下草木刈り作業&津波避難学習体験会(来夏植樹会予定)リハーサル実施。
  ・8/27(火)東日本大震災での津波被災復興状況見学(南三陸町近隣地区)、15時半頃、東北新幹線「くりこま高原駅」解散。

4.今後の課題
◇令和元年南三陸町泊浜植樹地維持会の実行準備。
◇今回の植樹地維持会反省事項を踏まえた来年度プロジェクト活動計画(植樹会、植樹地維持会ほか)&予算案検討。

(2)近未来モビリティ研究会報告 /今年はエコプロ展に出展いたします  副理事長 深井吉男
3年ぶりにエコプロ展(12月5日、6日、7日@東京ビッグサイト)への出展を準備しております。

メインテーマ:EVFは超小型電気自動車の普及を推進します
サブテーマ:超小型、超軽量電気自動車で・・・・
ゼロ・エミッション(地球環境にやさしい)社会  
ゼロ・フェイタリティ(交通安全にやさしい)社会
                         ・・・を目指します

昨年、エコモ財団のご協力により実施した伊豆の国市でのGreen Slow Mobility(略称GSM)実証実験を踏まえて、ラスト1マイルのモビリティに関する様々な提案を検討しております。現在は展示案を煮詰めている段階ですが、下記が候補として挙がっております。ご期待ください。
1)伊豆の国市をイメージしたGSM走行のジオラマ
2)GSMよりも更に小型軽量のLAM(Lean Auto Mobile)のコンセプト展示
news201908158.jpgnews201908159.jpg
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
8月の「セミナー」に参加される皆様へ
今月のセミナーは下記の通り22日木曜日15::30よりJR田町駅前サンシャインビル9Fで開催いたします。
演 題 : 「グリーンスローモビリティ(GSM)の価値と将来展望」
講  師 : 圓山 博嗣 様 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ―財団 交通環境対策部長 
日 時 : 2019年8月22日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町駅前三田口正面)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
尚、セミナー参加を希望される方は下記のURLをクリックして必要事項を記入の上送信してお申し込みください。
セミナーの申込み : https://www.evfjp.org/postmail_semina/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
このニュースはEVF関係者の方々にBCCでお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。https://www.evfjp.org/postmail_goiken/index.html

EVFのホームページアドレスはhttps://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
posted by EVF会員ニュース at 12:06| 会員ニュース

2019年08月01日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#150-1 2019年8月1日号

□■□■□■□■□■□■□■□■□■
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#150-1 令和元年(2019年)8月1日号
□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今月の目次
1.環闘言 
2.8月22日 EVFセミナーのご案内 (講師:圓山 博嗣 氏) 
3.今月のコラム

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.環闘言: 「生きがい」
理事 浜田英外  
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

我々人間は何のために生きているのだろうか? 多分、自分の夢(欲)、自分の生活、名誉、子孫の繁栄のためと考えている。
明治維新の頃、多くの志士と呼ばれる人が、そしてその周辺の人が、日本国を思い命を賭して国体を変えていった。彼らは幕府一辺倒であった世の中を見て、日本の将来を思いながら、時の問題を解決しようとして、多くの人が命を捧げていった。 彼らは命を失っても、その多くは自分が不幸せとか生きがいがなかったとは思っていなかった。 
一方、今考えてみると、この時の考えは民主主義ではなかった。敢えて名付けるなら、日本という国を第一に考える国家主義であった。そして、明治から昭和中期にかけて、国力高揚という日本国民にとって喜ばしい成果をもたらした。が、結果として、第2次世界大戦における敗戦に繋がってしまったとも考えられる。そして、その時にアメリカからもらったのが民主主義である。この民主主義は前の主義より良い面も多いが、戦後70年を経過してどうであろうか?
2019年となった現在、我々日本人は自国日本の将来だけを見るので良いのだろうか? より大きな視点が求められている。個人のことの他に、我々は人間であり、人間の本質、人間の住む環境、増え続ける世界人口のことを考える必要がある。 日本の人口減少は、世界人口増加を少しでも下げると考えると、決して悪いことではないと考えられる。日本の少子化対策は日本国内のことしか考えておらず、意義が見えない。それより(老人ばかりに手をかけず)若い世代の住民の生活がもう少し良くなるようにして、結果として、(人間の本質を考えて社会を良くしていこうとする)日本人の人口を増やす傾向に転じさせるのなら、意義があると思う。 
人間社会を動かしている大きな車輪の一つである経済について触れてみると、経済は精密に計画しても必ず下がることがあるし、下がった経済は又必ず上がってくるものであり、これを計画的に制御することはできない。 日本のリーダーには目先の経済(景気)に囚われず、国民一人一人より先を見据えて財政健全化、再建を目指して欲しい。財政悪化が行くところまで行って、国民全員が犠牲にならないと分からないのでは困る。
人間個人個人が誠実であって生きていけることが良い人間社会の基本と思うが、加うるに人間の負の部分である欲望希求(例えば「賢く立ち回りたい(そのように見られたい)」、「人との競争に勝って優位になりたい」)も許容していく必要もあり、難しくもあり、面白いとも考えられる。 このように、個人個人の生き方を尊重し、更に人間を本質的に捉え社会の先を考えることを、人間主義と呼ぶなら、それは一国の独断的な民主主義よりは視野が広いし、本質的な生きがいを提供できると思う。 一方、個人的ではあるが、そのような誠実さを大切にしない人や国に対しては、毅然とした対応をして行きたい。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2. 8月22日EVFセミナーのご案内 (講師:圓山博嗣氏) 
    副理事長 野口郷司 (セミナー担当)
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

演 題 : 「グリーンスローモビリティ(GSM)の価値と将来展望」
講  師 : 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ―財団 交通環境対策部長 圓山 博嗣 様
日 時 : 2019年8月22日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町三田口駅前)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
セミナーの申込み : http://www.evfjp.org/postmail_semina/

(セミナーの概要)
高齢化する地域社会において、公共交通の衰退による移動困難が顕在化している。交通エコロジー・モビリティ財団は、2016年より地域の端末交通としてのGSMの可能性に着目し、普及推進に向けた調査・研究を重ねてきた。 2018年から国交省等と連携しながら各地で実証実験を実施し、2019年には国による5年間の車両購入補助事業も始まった。本講演では各地で実施されている実証事件を紹介するとともに、GSMの将来を展望する。
※GSMとは最高速20Km/h以下の軽自動車や普通乗用車、バス、トラックの総称です。

講師の圓山博嗣氏は早稲田大学機械工学科を1979年3月卒業、4月に日産自動車に入社。主にパワートレイン開発を担当し2009年に日本自動車工業会温暖化対策検討会主査に就任、温室効果ガス対策の統合的アプローチ(単体燃費対策、エコドライブ、交通流対策、燃料多様化)を提唱。2016年より交通エコロジー・モビリティ財団に転職し、グリーン経営認証を始め多くの交通環境対策事業を推進中。講演では各地で導入され実証実験が始まっているGSMについてお話しいただきます。

講師略歴 
1979年3月 早稲田大学 機械工学 学士課程修了
職歴
1979年4月 日産自動車株式会社 入社
1993年1月 同 エンジン実験課 課長
1995年7月 米国 日産リサーチ&デベロップメント会社 出向管理職
1999年7月 日産工機株式会社 出向管理職
2001年4月 日産自動車パワートレイン実験部 主管
2005年4月 同 パワートレイン実験部 部長
2008年4月 同 パワートレイン品質監査室 室長
2009年4月 同 環境・安全技術渉外部 担当部長
2015年4月 同 グローバル技術渉外部(改称) 担当部長
2016年7月 公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団 調査役
2017年4月 同 現職
外部組織
2009年7月〜2016年6月 日本自動車工業会 環境委員会温暖化対策検討会 主査

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
3.今月のコラム 「SDGsと総合商社」
   ネット会員 笹倉 優
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

私は総合商社の出身である。現役時代、業界全体を俯瞰する職務が長かったことなどから、現在でも総合商社について話す機会があり、ラフではあるが観察を心掛けている。
最近の動きで注目したいのは、各社の「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」に関わる対応ぶりである。SDGsとは、2015年9月に国連で採択された2030年までに国際社会が達成すべき開発目標で、17の分野別目標と169の達成基準から成る。従来、国連の開発目標は政府や国際機関の途上国向け開発援助が主軸であったが、今回は気候変動や格差拡大など先進国、途上国を問わず生じる課題も包摂し、対象分野はかなり広い。2015年12月の気候変動抑制に関する多国間の国際的枠組みである「パリ協定」とも相まって、国際社会で急速に認識が深まったものだ。わが国でも首相官邸に「SDGs推進本部」が設置され、イノベーション、地方創生、女性エンパワメントへの注力を独自に加えるほか、経団連も企業のSDGs取組を支援している。
こうした動きが広がる一方、昨今、投資家や金融機関は企業のサステナビリティを測る目安として、財務面だけでなく、ESG(Environment、Social、Governance)取組を重視するようになって来ており(例えば、GPIFは2017年からESG投資を急拡大させている)、これらが企業のSDGs対応を一層促がしているように見える。

国連SDGs 17の目標
news20190801a.png
出所)国連広報センター

とりわけ、総合商社は舞台がグローバルであり、資源、電力・エネルギー、食糧、或いは途上国での社会インフラ、医療・医薬などはSDGsと結びつき易いことから、わが国企業の中でも取組は先行したようだ。もちろん各商社の事業特性、リソース、戦略性などの違いにより、取組は一様ではないが、各商社の中期ビジョンをみれば、各商社なりにSDGsサステナビリティ重要課題の抽出・特定が進められている。
例えば、或る商社では、サステナビリティ重要課題を次のように整理し、自社事業との関連付けを行い、取り組んでいる(括弧内は簡略表記。事例詳細も公表されているが記載省略)。
 ◦低炭素社会への移行(低炭素社会への移行を促す事業、温室効果ガス削減への取組)
 ◦持続可能な調達・供給の実現(資源・原材料の安定的で持続可能な調達・供給、サプライチェーン上の環境・社会性への配慮)
 ◦地域課題への対応と解決策の提供(地政学リスクへの対応、各国・地域が直面する課題の解決に事業を通じて貢献)
 ◦次世代ビジネスを通じた社会課題の解決(社会課題解決に資するイノベーティブビジネスを常に創出)
 ◦自然環境の保全(地球が最大のステークホルダーと認識し、生物多様性への配慮、環境負荷低減)
 ◦地域・コミュニティとの共生(事業、社会貢献を通じて社会発展に寄与、地域・コミュニティとの共生)
 ◦魅力ある職場の実現(経営能力の高い人材の育成、多様な人材が価値観を共有し、切磋琢磨しつつ成長できる機会、職場の実現)

従来、総合商社は「地球を最大のステークホルダーとして認識し、経済価値、社会価値、環境価値の三価値同時実現を目指す」、或いは「グローバル経営ならばこそ世界の経済厚生への貢献が重要」との理念を掲げてはいたが、些か漠然とした印象は否めず、今回のこうしたSDGsサステナビリティとの結び付けを通じた国際的な社会課題(ニーズ)と自社事業との関連、位置付けの検討作業は事業ポートフォリオ、プライオリティ明確化に繋がり、成長戦略のガイドラインにもなり得ると思われる。総合商社は外部からは非常に分かり難く、存在理由を議論されることもあるが、SDGsへの真摯な取組みは、単なるレピュテーション、投資家評価の確保などをはるかに超える価値があり、今後に大いに期待したい。
元来、総合商社の成長力の源泉は、@国内外の拠点ネットワーク、多様な産業企業や機関との接点・アクセス網、知的資産等のビジネス基盤、Aこの基盤上で発揮される企業としてのスキル、対応能力(商取引、情報収集、ロジスティックス、金融、投資等)であり、SDGs対応では大いに貢献、活躍出来ると考える。

執筆者笹倉優氏は、三菱商事、ITホールディングス等を経て、現在、いくつかの大学で「国際経営」や「コーポレートガバナンス」の教鞭をとられています。
                                                                        
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
このニュースはEVF関係者の方々にBCCでお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。http://www.evfjp.org/postmail_goiken/index.html

EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
posted by EVF会員ニュース at 00:00| Comment(0) | 会員ニュース

2019年07月01日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#149-1 2019年7月1日号

□■□■□■□■□■□■□■□■□■
環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#149−1 令和元年(2019年)7月1日号
□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今月の目次
1.環闘言 
2.7月25日 EVFセミナーのご案内 (講師:生源寺 眞一氏) 
3.7月17日 EVF見学会 「キユーピー株式会社五霞工場」 のご案内
4.今月のコラム

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
1.環闘言: 「これからの社会の在り方への一考」
正会員 小幡康雄  
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

近年、幼い子供の虐待死や引き籠りによる無差別殺人、親による殺人など痛ましい事件が続いている。こうした事象を家庭の崩壊、少子高齢化、中高年引き籠りに起因する8050問題等の露呈として、近年大きな社会問題と扱い、適切に対応できていない行政の怠慢を、マスコミは興味本位に大きく取り上げている。また、年金不足問題も含め、取りあげ方が社会不安を増長しているような気がしてならない。
「人は社会的動物(ポリス的動物)である。」とはアリストテレスの言葉とされるがその意味は、「人間は絶えず自己本性の確立を目指しており、共同体をつくることでより高度な完成をはかっている」との趣旨である。近年は人間に限らず、他の動物でも社会的行動を行う事が知られてきており、犬や猿も強力なボスのもとに集団で狩りや外敵から身を守っている。自然界は非情な利己的生物の闘争であり、利己性は動物の本能とされ、共同体を形成することで生命防衛で余裕が生まれ、利他的行動(隣人愛)、道徳を育むに至ったとされる。母性愛、家族愛は種の保存、継続に重要な本能要素ではあるが、形成された共同社会のなかで実現されるものとも考えられる。
日本人の家族制度が確立したのは明治期以降であり、それ以前は武家社会(総人口の7〜8%)のみで概念が成立し、以外の庶民の多くは夫婦でもいわゆる同居人で、財産も生計も別というのが通常だったとの説もある。(女性は自由であり時代劇とは異なる。)
ネット社会の急速な発展により、実態社会と接触を極力避け、バーチャル空間のみの世界(無縁世界)に生きるオタク族が増えている。時に、社会的に現実に認知されない不満を爆発させ凶行に至る事例もあり、個人の自己本姓の確立失敗に社会が十分理解、対応できていない。18世紀のフランスでは母親が子供を直接育てるのは全体の1割程度だったとの説も有り、これは母性が乏しいというより、早くから社会共同体で育てる習慣があったためとされる。
内閣府調査によると2015年のフランスとドイツで特殊出生率は1.83対1.50(日本は1.45:人口維持に必要数は2.07)で、違いの主な要因は保育サービス、補助金等社会保障の差のほか、女性の社会進出への容認度(短い就業時間、夫の育児対応等意識)が大きく異なることにある。
日本の婚姻率が90%超えは団塊世代のみでありこれは異常値とされ、近年は女性の比率が70%台に落ちている。女性の社会進出が受け入れられつつあるものの、課題は女性の自己本姓の確立のための支援が、家庭の在り方を含め、十分に認知、確立されておらず、育児に女性の負担が変わらず過大であるためで、出生率もあがらない。
大半の女性が自己本性の確立を意識した今は「自分は食べなくても子供には」はもはや死語で自己犠牲は今後成り立たない。
80/50問題を含め、出生率を上げ、社会活力を取り戻すには、老若男女を問わず意識を変えて社会全体で支援体制を早急に整備、強化することが何より大事といえる。
                                
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
2. 7月25日EVFセミナーのご案内 (講師:生源寺眞一氏) 
    理事/事務局長 山田和彦 (セミナー担当)
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

演 題 : 「近未来の食料・農業と地域社会:新潮流と変わらぬ本質」
講  師 : 福島大学食農学類 教授・学類長 生源寺 眞一 様
日 時 : 2019年7月25日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町三田口駅前)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
セミナーの申込み : http://www.evfjp.org/postmail_semina/

(セミナーの概要)
 若手の新規就農者の半数近くが非農家出身となり、企業の農業参入も活発化するなど、日本の農業にはさまざまな新潮流が現れている。他方で、農業用水をめぐる共同行動など、農村社会に連綿と継承されてきた伝統も存在する。両面を視野に、近未来の食料・農業・農村のあり方について考えてみたい。

 講師の生源寺氏は農業経済学者として、長年日本の農政の在り方について研究してこられました。今回は、日本の農業を再生させるためにはどうしたらよいか、という視点を見据えてお話しいただきます。
news0711.jpg
蛍の宿を守る会(長野県飯山市)
news0712.jpg
食農審議会
news0713.jpg
日経新聞「人間発見」2019年5月

講師略歴 
・1951年愛知県生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒業。農学博士。
・農林水産省農事試験場研究員・北海道農業試験場研究員を経て、1987年東京大学農学部助教授、1996年同教授。
・2011年名古屋大学農学部教授、2017年福島大学食農学類準備室教授、2019年4月から福島大学食農学類長。
・これまでに東京大学大学院農学生命科学研究科長・農学部長、日本フードシステム学会会長、農村計画学会会長、日本農業経営学会会長、日本農業経済学会会長、日本学術会議会員、食料・農業・農村政策審議会会長などを歴任。
・現在、樹恩ネットワーク理事長、中山間地域フォーラム会長、地域農政未来塾塾長など。
・近年の著書に『日本農業の真実』ちくま新書、『農業と人間』岩波現代全書、『農業と農政の視野』農林統計出版、『農業がわかると、社会のしくみが見えてくる・新版』家の光協会などがある。
news0714.jpg

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
3.7月17日 EVF見学会 「キューピー株式会社五霞工場」 のご案内   
副理事長 深井 吉男(見学会担当)
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

<キユーピー株式会社五霞工場> 
創業100周年を迎えたキューピーマヨネーズを見学いたします
五霞工場で1日につくられるマヨネーズは、25メートルのプール一杯分に相当します。1分間に600個のタマゴを割る割卵機が並び、、瞬時に黄身と白身に分けています。キユーピーで使用する卵は、国内で1年に生産されるタマゴの約9%になります。卵殻も100%リサイクルしています。
news0715.jpg
実施日:7月17日(水)
訪問先:キューピー株式会社五霞工場
集 合:東武日光線南栗橋駅東口 12:50

時 刻 場 所 備 考
12:50 南栗橋駅東口集合 東部日光線
13:00 南栗橋駅発 タクシー利用 (約5分)
(南栗橋駅東口から徒歩20分)
13:10 キユーピー工場着
13:30

15:00 工場見学 (1)サラダ試食 (2)概要説明
(3)映像鑑賞  (4)製造工程の見学
当日の工場見学者が多数の為、見学の順番を変更しています。
15:30 キユーピー五霞工場発 タクシー利用 (約5分)
15:50 南栗橋駅着

参加費:500円(EVFセミナー参加有無にかかわらず一律500円とさせていただきます)
申し込み締め切り:7月10日(水)
人 数:25名になり次第締め切らせていただきます。

※この開催案内と同じ内容のご案内チラシを添付してございます。ご覧下さい。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
見学会申込み先:  http://www.evfjp.org/postmail_event/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
4.今月のコラム 防災・減災・安心安全街づくりの活動に参加して
   ネット会員 久保欣一
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
 
私が住んでいる葛飾区は、東京東部低地にあります。海抜ゼロメートル地帯が広がる江東5区は昨年8月、大洪水を想定したハザードマップと、住民に近隣県などへの事前避難を求める広域避難計画を発表。巨大台風などで荒川と江戸川が氾濫した場合、9割以上が水没し、住民約250万人の広域避難が必要になるのです。
私が会員になっている「NPOア!安全・快適街づくり」は、10数年まえから「新小岩北地区ゼロメートル市街地協議会」、を軸にして、町会,NPO、専門家、行政が大規模水害に備える活動と研究を進めていいます。子供から大人、老人まで全世代が対応で大切な「親水・侵水・まちづくり・人づくり」の問題に取り組んでいました。具体的な活動としては、毎年、小学生・中学生は、学校での校内プールを使ったゴムボート訓練、町会では、行政の許可を得て、中川、墨田川で、ゴムボートでの避難訓練を行っています。また昨年6月は、葛飾区、葛飾消防署、連合町会,NPO、企業で、ゴムボートによる合同訓練、9月には葛飾区を挙げて4000人の防災訓練(自衛隊の江戸川で千葉県側に仮架橋の渡河訓練も含む)実施し、防災・減災・安心安全のまちづくり運動に参加しています。
平成27年東日本豪雨、30年の西日本豪雨による巨大水害等から、改めて防災・減災・安心安全街づくりを考えております。
参考((親水(しんすい)とは、水や川に触れることで水や川に対する親しみを深めることである。親水公園、親水護岸)
                            
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
このニュースはEVF関係者の方々にBCCでお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。http://www.evfjp.org/postmail_goiken/index.html

EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

posted by EVF会員ニュース at 00:00| 会員ニュース