2019年10月27日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#152-2 2019年10月15日号

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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#152−2 2019年10月15日号
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今月の目次
1.9月26日 EVFセミナー(講師:橘川武郎 氏) の報告
2.9月26日 EVF見学会 「ホテルニューオータニ(東京)」 の報告

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1.9月26日EVFセミナー(講師:橘川 武郎 氏) の報告 
正会員 三嶋 明  
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演 題 : 「エネルギー・ミックスの問題点―再生エネルギー主力電源化への道一」
講  師 : 橘川 武郎 様 東京理科大学大学院経営学研究科教授。東京大学、一橋大学名誉教授
日 時 : 2019年9月26日(木) 15:40〜17:42
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室

講師略歴(詳細はHPをご覧下さい): 
・1951年生まれ。和歌山県出身。
・1983年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。同年青山学院大学経営学部専任講師。
・2015年より現職。東京大学・一橋大学名誉教授。総合資源エネルギー調査会委員。前経営史学会会長(在任期間2013〜16年)。

講演概要:
講師は、長年携わってこられたエネルギー産業論の立場から再生可能エネルギーを主力電源とするためにはどうすればよいかについてお話し頂いた。

人類が直面する2つの危機/飢餓・地球温暖化を同時に解決することの困難性、そしてその答えは、「省エネルギー」と「ゼロエミッション」しかない。

「省エネ」は、大幅な拡充を前提に、送変電網も含め技術的・制度的ネックを一つ一つ克服する必要がある。

原子力発電所原子炉は、3、11時点での合計57基の内、廃炉決定の21基があり、少なくともその送電線が余る勘定となる。又2030年想定の政府の電源構成案、原子力20〜22%の実現は難しい。

電力業界には3つのビジネスモデルがあり、「分散型電源・ネットワーク重視型」経営が中心になれば、この業界に将来はある。

再生可能エネルギーのコストダウンには、2つの方法がある。(1)Power to Heat(電気を熱で調節)、(2)再生エネを再生エネで調整、共に電力会社自身がやれば、ビジネスモデルとして可能性がある。

第5次エネルギー基本計画の問題点は、(1)元々の15年策定のミックスに問題があり(原子力が高すぎ、再エネが低すぎる)、(2)最近の変化を反映していない、(3)「総合資源エネルギー庁エネルギー情勢懇談会」の2050年見通しと平仄が合わない。

2030年度の電源構成案(橘川案)は、現行計画と比較すると、LNG:33%(+6%)、再エネ:30%(+6〜8%)、原子力:15%(△5〜7%)、石炭 :19%(△7%)。

エネルギー事業者の未来は、「熱を制した者」「分散型を制した者」「再生エネ主力電源化に真剣に取り組んだ者」が生き残る。

独り言:
セミナーのあった9/26の3日前、国連の「気候変動サミット」に若者の代表が登壇し、「失敗したら我々は許さない」「あなたたちはお金と経済成長の話ばかりしている」と警告しました。丁度それを受けたかのように、本講演の1ページ目、誠に小気味よいスタートとなりました。それは、「人類が直面する2つの危機」/「飢餓」と「地球温暖化」を同時に解決する困難性を説いていました。

その若者のメッセージは勇敢で誠に新鮮ですが、一方、かつてのNHKの「おしん」が発展途上国で好評だったのは、「貧困」がキーワードでした。この講演は、この二律背反の問題の解決への糸口を示唆してくれました。

◎質疑応答も含め、詳細につきましてはHPに掲載いたします。
  http://www.evfjp.org/

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2.9月26日 EVF見学会 「ホテルニューオータニ(東京)」 の報告   
副理事長 深井 吉男(見学会担当)
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<ホテルニューオータニ(東京)>
“お客様と、環境と、どちらも大切にできるホテルへ“とのコンセプトで積極的に環境に対応しているホテルを見学させていただきました。
ホテルにある数多くの厨房から出る生ごみの全てをコンポストプラントで乾燥発酵し、有機堆肥にして契約農家で野菜などの食材栽培に使用しています。収穫された食材はニューオータニの従業員食堂に供給されています。
更に厨房から出る排水も中水造水プラントで綺麗にされ、ホテル内で再利用されています。

米国ヒバの木で作られた木製受水槽、ガスタービン発電機のコジェネレーションシステムを見学し、綺麗なビオトープガーデンで記念撮影して解散しました。
ホテルニューオータニのポリシーとしての環境対応に大いに共感した半日でした。

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10月の「セミナー」に参加される皆様へ
今月のセミナーは下記の通り24日木曜日15:30よりJR田町駅前サンシャインビル9Fで開催いたします。
演 題 : 「津波リスクと可動型防波堤による減災〜南海トラフ地震津波に備えて〜」
講  師 : 平石 哲也 様 京都大学防災研究所 教授
日 時 : 2019年10月24日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町駅前三田口正面)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
尚、セミナー参加を希望される方は下記のURLをクリックして必要事項を記入の上送信してお申し込みください。
セミナーの申込み : https://www.evfjp.org/postmail_semina/

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■ 今月のプロジェクト報告はありません。

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このニュースはEVF関係者の方々にBCCでお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。https://www.evfjp.org/postmail_goiken/

EVFのホームページアドレスはhttps://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
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2019年10月01日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#152-1 2019年10月1日号

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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#152-1 令和元年(2019年) 10月1日号
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今月の目次
1.環闘言 
2.10月24日EVFセミナーのご案内 (講師:平石 哲也氏)
3.今月のコラム

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1.環闘言: 「ガソリンエンジン車と電気自動車の将来」
正会員 佐藤孝靖 
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その時、イタリヤを代表する自動車メーカーの会長はお忍びで来日していた。親しい日本の銀行トップに仲介を依頼して、わが国自動車メーカーの大手1社の社長と直接意見交換をしていた。
「ヨーロッパで自動車生産を共同で行わないか」、「なぜ共同で生産するのか」、「ヨーロッパは環境問題が深刻で、自動車は早晩市場が飽和状態となる」、「そんなことにはなるまい。その時は電気自動車(EV)の途がある」、「その電気を作るのに大きな環境破壊が起こるのだ」、「理解できない。いずれにしても自動車マーケットはまだ伸びる。我々は自力でマーケット開拓を続けて行きたい」・・・ということでこの提携話は簡単につぶれた。この時私はこの銀行に勤務していて、会談場所の別室で待機する仕事を誇りに思っていたのが懐かしい。20年前の出来事だ。 
ところで昨今、わが国が圧倒的に強いガソリンエンジン車が遠くない将来、電気自動車(EV)にとって代わられるとの論調が多い。中国のEV普及促進策などは特に強力だ。ガソリンエンジン車はどうなるのか。ここにきて、2030年にかけてガソリンエンジンが急速に進化するとの専門誌の記事が出て目を見張っている。それによると、わが国大手自動車メーカー3社がハイブリッド車用で熱効率を大幅に高める技術革新に挑み始めたほか、ライフサイクルでCO2排出量を評価する「LCA (Life Cycle Assessment)」の議論が欧州で始まったことが報じられている。
今年3月、欧州議会と欧州委員会は自動車の生産、エネルギー生成、走行、廃棄、再利用、などのCO2排出量の総和を評価するLCAについて検討することを当局に要請し、2023年までに結論を出す予定とのことである。走行中だけのCO2排出量を対象にする現行規制からの大転換になる可能性が出てきた。エンジン車と簡易式ハイブリッド車(HEV)のCO2排出量は電気自動車(EV)と同等か、技術の進展ではEVを下回るかもしれないとあった。まだまだ予断は許されない。
20年前のイタリアの自動車メーカの会長(故人)の言が思い出される。

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2. 10月24日EVFセミナーのご案内 (講師:平石 哲也氏) 
    理事/事務局長 山田和彦 (セミナー担当)
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演 題 : 「津波リスクと可動型防波堤による減災〜南海トラフ地震津波に備えて〜」
講  師 : 京都大学防災研究所 教授
平石 哲也 様
日 時 : 2019年10月24日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町三田口駅前)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
セミナーの申込み : http://www.evfjp.org/postmail_semina/

(セミナーの概要)
日本沿岸での津波リスクは非常の高くなっています。
特に四国太平洋岸沖ならびに紀伊半島から東海沖にかけての地震断層域で発生する海溝型の巨大地震で励起される津波の発生リスクは高く、その規模も大きいと推測されている。
本セミナーでは、この津波から沿岸域の生命、財産を守るために実施されている防波堤の改良法について、その仕組みと活用事例を紹介する。また、比較的小型の港湾や漁港に適用できる、湾口部での波の侵入を一時的に防御する流起式可動型防波堤の開発についても言及する。

 講師の平石哲也氏は長年海岸の防護構造物の設計に関する調査・研究に従事してこられ、沿岸域の自然災害軽減のために、防波堤、護岸、海岸堤防の粘り強い防災を目指してこられました。今回は、津波に関するお話とともに、氏が現在開発中の流起式可動型防波堤についてもお話しいただきます。
news201910011.jpg
写真-1 2011年 釜石湾港津波防波堤の被災状況
news201910012.png
写真-2 流起式可動防波堤のイメージ図
講師略歴 
・1976年 3月 兵庫県立兵庫高等学校 卒
・1980年 3月 京都大学工学部交通土木工学科 卒
・1982年 3月 京都大学大学院工学研究科交通土木工学専攻 修了
・1982年 4月 旧運輸省入省
       旧港湾技術研究所 海洋・水工部 波浪研究室
・1996年 3月    同 上           波浪研究室長
・2008年 4月 独立行政法人 港湾・空港技術研究所 海洋・水工部長
・2010年 4月 京都大学防災研究所 流域災害研究センター 教授



この開催案内と同じ内容のご案内チラシを添付してございます。ご覧下さい。


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3.今月のコラム 「日韓協同NPOと連れ合いと」
   ネット会員 寺井 裕
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 李秀賢(い・すひょん)さんを覚えていますか?
2001年1月26日、JR新大久保駅で、酔ってホームから転落した乗客を救出しようと2人が線路に飛び降りましたが、電車に轢かれ帰らぬ人になりました。その1人が、高麗大学を休学し日本語習得のため東京の日本語学校に通っていた、当時26歳の韓国人留学生李秀賢さんでした。
秀賢さんは将来韓国と日本とを結ぶ架け橋となりたいと希望し、日韓両国をつなぐスポーツ関係のビジネスをしたいとの夢を持っていました。
彼の勇気と人間愛に溢れる行動は多くの人々を感動させ、日本全国からお見舞金が寄せられました。ご両親は、息子と同じく日本と母国の「かけはし」を目指すアジア出身の語学留学生を応援したいと考え、日本中から寄せられた弔慰金の中から1000万円を拠出しました。その資金を核として日本でも同じ思いを持つ人々が集まり、李秀賢さんを長く顕彰すると同時に、アジア諸国の語学留学生を支援する事業を行う目的で、李秀賢(Lee Soo Hyun)の頭文字を採った特定非営利活動法人「エルエスエイチアジア奨学会」が設立されました。
それから18年、同じ志を持つアジア出身の学生を毎年50名ほど選抜する奨学金事業が続いています。昨年度までで、アジアの18の国と地域から総勢約900名の奨学生が誕生しました。人口を反映して中国の学生が最も多いのですが,最近ではベトナムやネパール、インドネシアからの奨学生が増えてきました。
実は昨年の8月まで15年間、私の連れ合いがこの奨学会の事務局長を務めておりました。私自身も彼女の仕事を短期間手伝い、多少ながら当NPOの運営に関わりました。
当奨学会事業がこれだけ長期間継続しているのは、ご両親の熱意と日本における支援者の強いサポートの賜物と思います。名誉会長でもあるご両親は、高齢にも拘らず毎年東京で開く奨学金授与式に出席し、息子が果たせなかった夢を託すべく、その年の奨学生一人一人に語り掛けます。平成23年春、父親の李盛大(い・そんで)氏には、旭日双光章が贈られました。
一方、日本の支援者は、毎年寄付を行う金銭的なサポートばかりでなく、奨学生との交流も図っています。支援者の中には個人が約200名いらっしゃいます。いろいろなイベントを、裏方として動かしてくれるのが、個人の支援者です。その多くは奨学会の趣旨に賛同した、ごく普通の方々です。時間の経過と共にその顔触れは変わり、人数自体も減ってくるのですが、不思議なことに、その減少をカバーする団体や個人が必ず現れて、奨学金事業が継続されています。この間の活動に関し、奨学会自身も平成29年度外務大臣表彰を受けました。

昨今、日韓関係は戦後最悪の時代と言われています。その経緯や今後については様々な議論がありますが、草の根レベルでは、こんな形での日韓協同事業が続いていることも知って頂きたく、ご紹介させて頂いた次第です。

最後に私事に触れることをお許し願います。当NPO関係者は奨学生1000人を当面の目標としていました。あと100名弱というところで、今年2月に私の連れ合いが乳癌で、その1ヵ月後にお父様の李盛大さんが脳梗塞で、相次ぎ永眠しました。2人は奨学生1000人の実現を見ずに天国に召されてしまい、さぞ無念だったに違いないと思っていたところ、当奨学会の初代会長である谷野作太郎氏から「きっと天国で、李秀賢さんと一緒に3人で祝うのだろう」と言われ、心が和らぎました。
このところ日韓の重いニュースが流れる度に、天上の3人はどんな思いで如何なる方策を語り合っているのか、私は思いを巡らせています。

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 EVFメール通信編集長 山田和彦 
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2019年09月15日

環境ベテランズファーム EVF会員ニュース#151-2 2019年9月15日号

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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#151−2 2019年9月15日号
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今月の目次
1.8月22日 EVFセミナー(講師:圓山博嗣氏)の報告
2.プロジェクト報告
ころころプロジェクト

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1.8月22日EVFセミナー(講師:圓山博嗣氏)の報告 
正会員 佐藤 孝靖  
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演 題 : 「グリーンスローモビリティ(GSM)の価値と将来展望」
講 師 ; 圓山 博嗣 様 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 交通環境対策部長
日 時 : 2019年8月22日(木) 15:30〜17:30
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室

講師略歴: 
1979年3月 早稲田大学 機械工学 学士課程修了
(職歴)
1979年4月 日産自動車株式会社 入社
1993年1月 同 エンジン実験課 課長
1995年7月 米国 日産リサーチ&デベロップメント会社 出向管理職
1999年7月 日産工機株式会社 出向管理職
2001年4月 日産自動車パワートレイン実験部 主管
2005年4月 同 パワートレイン実験部 部長
2008年4月 同 パワートレイン品質監査室 室長
2009年4月 同 環境・安全技術渉外部 担当部長
2015年4月 同 グローバル技術渉外部(改称) 担当部長
2016年7月 公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団 調査役
2017年4月 同 現職
(外部組織)
2009年7月〜2016年6月 日本自動車工業会 環境委員会温暖化対策検討会 主査



講演概要:
講師は日産自動車で主にパワートレイン開発を担当されていたが、2009年に自工会温暖化対策検討会主査に就任され、CO2対策の総合的アプローチを提唱、2016年からは交通エコロジー・モビリティ財団(略称:エコモ財団)に転職されて多くの交通環境対策事業を推進中です。
セミナーはエコモ財団の紹介から始まり、高齢化する地域社会において公共交通の“衰退”による移動困難の高まりに対処する打開策の一つとして、グリーンスローモビリティ(GSM)の可能性に着目し、その普及推進に向けた調査・研究のご説明をいただきました。GSMとは電動車両で、スピードは20Km/h未満、定員4人以上の車のことで、低床で屋根が高く、手すりはあるがドアはなく、座高が高いため高齢者が乗降しやすいという利便性がある。
目標のGSMは自家用車よりも公共交通の手段に重きを置いて開発されつつあります。
講演の最後に、豊島区が池袋地区の再開発を機に、4つの公園を周遊する新しい乗り物を今年中に運行する(立席を含めて27人乗りのマイクロバス、シンクトゥギャザーのe-COM10)ニュースの紹介があり、実現したら一度試乗してみたらいかが、という話で締めくくられました。



◎質疑応答も含め、詳細につきましてはHPに掲載いたしております。
  http://www.evfjp.org/

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2.プロジェクト報告
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■ ころころプロジェクト報告 /植樹地維持会を開催しました  理事 浜田 英外

東北被災地に海岸防災林を再興しましょう!! 

ころころプロジェクト報告/泊浜第1回植樹地維持会

これまでに行ってきた植樹会活動を受けて、第1回植樹地維持会(下草木刈り)を実施しました。
1.第1回植樹地維持会実施結果
 (1)日時  :2019年8月26日(月)〜27日(火)
         本隊:9名(和田理事長、深井副理事長、野口副理事長、羽岡監事、佐藤正会員 PJ事務局:奥野、冨野、三嶋、浜田)          
 (2)植樹地 : 宮城県南三陸町泊浜 (高橋才二郎氏の所有山林)
 (3)対象苗木: PJ2の9本、PJ3の35本、PJ4の11本(合計55本)
 (4)植林地維持活動の実施状況
26日高倉荘近くの植樹地で参加者9名は植樹地維持活動としての下草木刈りを行った。今回は高橋才二郎氏のご協力の下、全員参加で効率的に下草木刈りや邪魔になっていた倒木の除去などの作業を精力的に行い、予定通り植樹地維持活動を実行した。更に事務局の奥野と三嶋は苗木の成長状況チェックと写真撮影を行い、苗木の成長記録として残す作業を行った。

2.津波避難学習プログラムのリハーサル
来年の植樹会時に行う予定の津波避難学習の実施に向けて、リハーサルを行った。
津波避難学習のマニュアルを配布し、担当を下記のように決定した。
・スタート地点記録係:深井、ゴール地点記録係:冨野、学習者1/2/3:和田、野口、羽岡
・第1段階で、リーダーが学習全体、注意事項の説明をし、全員でゴール地点の泊浜生活センターに行き、ゴール記録係以外は避難路を確認しながらスタート地点にまで行った。
・第2段階で、スタート地点記録係の掛け声を基に、学習者は一人ずつ他人に頼らず、ゴール地点までの津波避難歩行を行い、ゴール地点記録係が避難時間を計測した。
・第3段階で、反省会を兼ねた認定式を行った。
・今回のリハーサルの反省点は、「津波避難の時間の測定が手順通りにできなかったこと」と「津波避難学習の有用性を認めてもらってその裾野を広げて行くのかがまだ不十分である点」でした。

3.高橋才二郎氏からのお話し
26日のどんぐり植樹地で作業中と夕食後に高橋氏から下記のようなお話しを伺った。
・今年6月に行った植樹は、その後に雨が多く降ったことからドングリの根付きがとても良かった。植樹時期は6月頃で良かったと思う。
・下草木刈りは、雑草の成長具合によって(特に夏場は)毎月の頻度で行うことが必要かもしれない。その度にEVFから複数人の作業部隊を出すのは大変であろうから、年に何回(1〜2回)かは、泊浜側で何人(1〜3名程度の感触)かを出すような協力をすることは可能である。ということから、EVFからの現地植樹会及び作業会の開催を年に2〜3回程度に抑えるようにすることもできると思う。
・今後は、PJの計画に沿ったドングリ林ができるように、そしてEVFメンバーの負担(肉体的・経済的)も重くならないように、高橋さんの提案を前向きに考えてPJ活動を最適化していくことが重要と感じられた。

4.津波被災地の現地見学
・石巻市立大川小学校跡の見学:
27日に7名は、児童74名と職員10名が津波の犠牲になった旧大川小学校跡を見学した。今回の参加者の中には複数回現地を訪れた者もいたが、全員悲惨な出来事と跡地の状況に息をのみ、犠牲者の追悼碑にお参りし冥福を祈った。
津波避難学習プログラムを今後実施する時は、このような被災地を事前に見学してから津波避難学習プログラムを実施すると、より緊迫感が高まって学習意欲を向上させるように感じられた。今後の実施時に役立てたい。
   
5.今後の課題
・「植樹地維持会」活動の来年以降どのような具体的計画で進めるかの詰め
・来年の「植樹会」時に実施する津波避難学習の計画最終化
・来年以降の「植樹地維持会」活動を含めた年間支出の見通し

6.写真集
 6−1植樹地維持活動 
      
植樹地維持活動参加者            植樹地維持活動実施状況
        
  6‐2 泊浜での津波避難学習プログラムのリハーサル
       
プログラムのスタート地点とゴール地点      第1号認定者の認定式(アーク牧場にて)

 6−3被災地の訪問・見学
      
大川小学校の跡地での追悼         大川小学校周辺の被災前写真と避難ルート
   
6−4 被災地復興支援の一部としての現地の魅力度調査
    
高倉荘の夕食風景                景勝地「神割崎」の見学


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9月の「セミナー」に参加される皆様へ
今月のセミナーは下記の通り26日木曜日15:40よりJR田町駅前サンシャインビル9Fで開催いたします。
演 題 : 「エネルギー・ミックスの問題点―再生エネルギー主力電源化への道―」 
講  師 : 橘川 武郎 様 東京理科大学大学院経営学研究科教授。東京大学、一橋大学名誉教授
日 時 : 2019年9月26日(木) 15:40〜17:40 (開催時間が通常より10分遅くなります)
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビル(JR田町駅前三田口正面)9F、Tel 03-5730-0161
 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。
尚、セミナー参加を希望される方は下記のURLをクリックして必要事項を記入の上送信してお申し込みください。
セミナーの申込み : https://www.evfjp.org/postmail_semina/

9月の「見学会」に参加される皆様へ
今月の見学会は下記の通り26日木曜日午前中にホテルニューオータニを見学いたします。集合場所、時間などご確認の上ご集合ください。
実施日:9月26日(木) 9:45〜11:00
訪問先:ホテルニューオータニ(東京)https://www.newotani.co.jp/tokyo/access/#c6361
集 合:ニューオータニ ガーデンコート1階アトリウムチャペル 9:45
201909151.png
参加費:500円(EVFセミナー参加有無にかかわらず一律500円とさせていただきます)
お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
見学会申込み先:  http://www.evfjp.org/postmail_event/
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